[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

井上尚弥は「130ポンドまでいける」 元2階級王者が階級の上限を「スーパーフェザー級」と断言

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。試合後には同じ同級2団体王者のマーロン・タパレス(フィリピン)をリングに招き入れて対戦を約束するなど、早くも今後が期待されている。中継した米専門局では解説の元2階級王者らが井上の“上限”について議論している。

26日の一夜明け会見で笑顔を見せる井上尚弥【写真:浜田洋平】
26日の一夜明け会見で笑顔を見せる井上尚弥【写真:浜田洋平】

WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。試合後には同じ同級2団体王者のマーロン・タパレス(フィリピン)をリングに招き入れて対戦を約束するなど、早くも今後が期待されている。中継した米専門局では解説の元2階級王者らが井上の“上限”について議論している。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 世界から大きな注目を集めた一戦は、序盤から新階級の井上がパワフルな動きを披露。出だしから激しいパンチを浴びせると、王者はクリンチを繰り返す展開となった。そして8回に井上の右ストレートがフルトンの顎を貫くと、間髪入れずに追撃の左フックを見舞ってダウンを奪い、熱戦に終止符を打った。

 試合後、米スポーツ専門局「ESPN」のストリーミングサービス「ESPN+」の実況を務めたジョー・テシトーレ氏は「この試合に臨むにあたって、彼は階級や体の壁を乗り越えようとしていると話していましたが、いやいや、全くそんなことはありませんね(笑)。壁なんてありませんでした」と語ると、「タパレスに勝利して4団体を統一したら、フェザー級へ転向しなければいけないでしょう」と将来を展望した。

 これを受けて、解説を務めた元2階級制覇王者ティモシー・ブラッドリー氏は「イノウエは130ポンド(スーパーフェザー級)が天井だと思う。彼の体はそんなに大きくないからね」と現在より2階級上のスーパーフェザー級まで上げられると予想。同じく解説のマーク・クリーゲル氏が「彼は若い選手なわけではないんだよ?」と問いかけると、ブラッドリー氏は「彼は130まで行けると思う。彼は122(スーパーバンタム級)から126ポンド(フェザー級)に行って、全てのタイトルを獲得できると思う。そして130ポンドが最後だ」と“上限”について語っていた。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集