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フルトンが井上尚弥に再戦希望「機会をくれることを願っている」 再起に意欲「俺は立ち直る」

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。ここまで21戦無敗だったフルトンはキャリア初黒星で王座から陥落。日本時間27日に自身のインスタグラムを更新。「チーム・イノウエが近い将来か彼が予定しているものを達成した後に再戦の機会をくれることを願っている」などと再戦希望をつづった。

スティーブン・フルトン【写真:荒川祐史】
スティーブン・フルトン【写真:荒川祐史】

WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦で王座陥落

 ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。ここまで21戦無敗だったフルトンはキャリア初黒星で王座から陥落。日本時間27日に自身のインスタグラムを更新。「チーム・イノウエが近い将来か彼が予定しているものを達成した後に再戦の機会をくれることを願っている」などと再戦希望をつづった。

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 同じく無敗で階級を上げてきた井上を敵地で迎え撃ったフルトン。だが、序盤からモンスターの猛攻に苦しみ、8回に右ストレートから左フックを被弾してダウン。一度は立ち上がったものの、再びラッシュを受けて手を出せず、レフェリーに試合を止められて王座から陥落した。

 フルトンは日本時間27日に自身のインスタグラムを更新し、長文のメッセージを投稿。「俺はあの試合より良い選手だから自分自身に落胆している。12年間努力して今の地位まで登り詰めたしそれは簡単ではなかった」とつづると「俺はエリートボクサーの中の一人で昨晩はそれを見せることができなかった。だから傷ついているんだ。決してネガティブなコメントを受けたからじゃない。自分がもっと優れた選手だと知っているからだ。俺は立ち直る」と自身への落胆を記しながら、再起を誓った。

 その上で「チーム・イノウエが近い将来か彼が予定しているものを達成した後に再戦の機会をくれることを願っている」と再戦を希望。「俺は年末までには戻ってくるぞ」と意気込みを示した。

(THE ANSWER編集部)


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