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井上尚弥の歴代KOランク5傑に海外戦慄 1位は衝撃の必殺左フック「イノウエの天才ぶりを見たか?」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。井上をプロモートする米興行大手トップランクはフルトン戦に先立ち、過去のKOランキング5傑を選出。多くの反響が寄せられている。

2022年6月、ノニト・ドネアにTKO勝ちした井上尚弥【写真:荒川祐史】
2022年6月、ノニト・ドネアにTKO勝ちした井上尚弥【写真:荒川祐史】

トップランク社が井上の歴代KOトップ5を選出

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。井上をプロモートする米興行大手トップランクはフルトン戦に先立ち、過去のKOランキング5傑を選出。多くの反響が寄せられている。

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 トップランクは公式YouTubeチャンネルで「イノウエのノックアウト トップ5」と題して井上が過去24戦で21回記録したKOランキングを独自に選出した。第5位は2018年5月のジェイミー・マクドネル戦(1回1分52秒TKO)、第4位は2021年6月のマイケル・ダスマリナス戦(3回2分45秒TKO)、第3位は2020年10月のジェイソン・マロニー戦(7回2分59秒KO)、第2位は2022年12月のポール・バトラー戦(11回1分9秒KO)。そして、第1位に選ばれたのが2022年6月のノニト・ドネア戦だった。

 第1位に選ばれた「ドネア2」といえば、世界バンタム級の3団体統一戦として行われ、ボクシング界のレジェンドの一人である相手を2回1分24秒TKOという超速決着でキャンバスに沈めた一戦。1回終了間際に右ストレートでダウンを奪い、2回には序盤からの猛攻で最後は強烈な左フックで2度目のダウンを奪取した。これでレフェリーが止め、あっという間に決着する衝撃の幕切れだった。この試合を含め、当時の映像を見た海外ファンには戦慄が走っている。

「ドネアはかつて(ホルヘ)アルセを倒したように(井上に)倒された」
「イノウエの天才ぶりを見なかったのか? ジャブをフェイクしてドネアに右クロスを放つ…ハイレベルなボクシングだ」
「相手がノーパワーの時だけ無謀になる。ドネアとの1戦目でディフェンスを見せたのは、ノニトのパワーをリスペクトしていたから」
「フルトンはいい選手だが、問題はイノウエは偉大だということだ」
「フルトンはイノウエの強烈なボディーとありえないタイミングのカウンターから生き延びられるのか? 加えてイノウエの超高速かつ上手いフットワークがある」
「ザ・モンスターは、この男にぴったりのネーミングだね。やばっ!」
「イノウエが第1ラウンドでダウンを奪って、第3ラウンドでノックアウトする」
「モンスターが第4ラウンドでKO。これ覚えておいて」

 このような声が上がり、まもなく拳を交えるフルトンに対しての警告が相次いでいた。

(THE ANSWER編集部)

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