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井上尚弥のPFPライバル、フルトン支持を呼びかけ スペンスJr.「日本で偉大なことに果敢に挑戦」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。運命の決戦まであと半月となる中、フルトンの同胞である現役世界王者が「サポートしてやってくれ!」と呼びかけると、本人からも感謝の声が届いている。

エロール・スペンスJr.【写真:Getty Images】
エロール・スペンスJr.【写真:Getty Images】

スペンスJr.がSNSでフルトン支持を呼びかける

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。運命の決戦まであと半月となる中、フルトンの同胞である現役世界王者が「サポートしてやってくれ!」と呼びかけると、本人からも感謝の声が届いている。

 フルトン支持を呼びかけたのは、ウェルター級世界3団体統一王者のエロール・スペンスJr.(米国)だった。

 スペンスJr.は世界で最も権威あるボクシングの米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で4位にランクインしている。PFPとは全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したもの。スペンスJr.は井上と階級こそ違うが、PFPにおいては井上が同2位で、最強の称号を争うライバルと言える。

 井上戦を控えるフルトンを支持しているスペンスJr.は、自身のツイッターに「みんな、日本に行って偉大なことに果敢に挑戦する(若き)フルトンをサポートしてやってくれ!」とつづった。

 海外ファンからは「間違いなくフルトンが日本に行って勝利するのをサポートするよ」「フルトンは再来だ。キラーと戦うために異国へ行く。これからあまり見ることはないだろう」「いや、イノウエがフルトンを打ち砕くだろう」「その通りだ! フルトンに幸運を」などと書き込まれた。

 さらにこの投稿を引用リツイートする形で、フルトン自身も反応。手を合わせた絵文字とともに、「感謝するよ」とつづった。

 井上は昨年12月にバンタム級4団体統一の偉業を成し遂げ、1月にスーパーバンタム級転向を表明。初戦でいきなり王者フルトンと対戦するが、井上優位を予想する声は少なくない。一方、IBF世界ウェルター級暫定王者ジャロン・エニス(米国)はフルトン勝利を先日予想。東京で行われる一大決戦の行方には、世界から熱視線が注がれている。

(THE ANSWER編集部)


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