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渋野日向子は暫定15位発進 今季国内2戦目、左手故障も上向き「練習できることが幸せ」

女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で開幕し、今季国内2戦目の渋野日向子(サントリー)は5バーディー、3ボギーの70で回り2アンダーだった。ホールアウト時点では暫定15位。サントリーと所属契約後、初めてホステスプロとして出場し、大勢のギャラリーを沸かせた。

宮里藍サントリーレディス初日、70で回り2アンダーだった渋野日向子【写真:Getty Images】
宮里藍サントリーレディス初日、70で回り2アンダーだった渋野日向子【写真:Getty Images】

宮里藍サントリーレディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが8日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で開幕し、今季国内2戦目の渋野日向子(サントリー)は5バーディー、3ボギーの70で回り2アンダーだった。ホールアウト時点では暫定15位。サントリーと所属契約後、初めてホステスプロとして出場し、大勢のギャラリーを沸かせた。

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 午前8時5分スタートにもかかわらず、大勢のギャラリーを引き連れた。渋野はサントリーカラーの水色ウェアで登場。出だしの10番で4メートルのパットを沈め、バーディー発進すると、拍手に対して笑顔で会釈した。12番もしぶとくバーディーパットを決めて大歓声。14番で同組の18歳アマチュア・馬場咲希がチップインバーディーを決めると、驚いたように満面の笑みで拍手して盛り立てた。

 自身はボギーピンチだったが、直後にパットを決めてナイスパー。15番パー4では残り112ヤードからの第2打を80センチに寄せて1つ伸ばすと、後半2番は10メートル近いロングパットを沈めてバーディーを奪った。上位で後半へ。しかし、4番のバーディーを奪ったが、7、8番は痛恨の連続ボギー。終盤に伸ばしきれなかった。

 スタート時には大会アンバサダーの宮里藍さんに「温かい目で送り出していただいた」と笑顔。「やっぱり緊張感あるなと思った」とラウンドを振り返り、ショットについては「まだ前半はよかったけど、1日目にして足に疲労があってタイミングが合わず、右にも行くし、左にも引っ掛けた。オーバーもあり、ギリギリに乗るのもあり」とした。

 今季国内初戦となった3週前のブリヂストンレディスでは左手を痛めており、思うように調整できず。18年のプロテスト合格後、自身国内ワースト102位での予選落ち。5日前に父・悟さんから「やってみたら?」と勧められ、テンフィンガーグリップにトライした。

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