羽生結弦、米特集「ソチ五輪王者の今」に登場「彼は勝利の余韻に浸らなかった」
練習中の衝突事件、次々現れるライバル…それでも「羽生時代」は変わらず
「彼はリラックスしてオリンピックの勝利の余韻に浸ることはしなかった。数か月後には2014年世界選手権を戦い、金メダルを勝ち取ったのだ」
2013-14年シーズンにグランプリ(GP)ファイナル、五輪、世界選手権を制覇。翌シーズンには11月のグランプリ中国大会の練習中に他の選手と衝突しながら戦い抜き、故障明けのGPファイナルでは2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)に34点以上をつける自己ベストの得点で優勝したことも伝えている。
そして、フェルナンデスに続くライバルとして今季登場したネイサン・チェンを「世界を高得点の4回転ジャンプで震撼させたアメリカのティーネイジャー」と紹介した。
しかし、羽生は4連覇を達成した16年のGPファイナルに続き、今季の世界選手権もチェンを下して優勝した。「チェンは手痛いミスで6位に落ち込む一方、羽生は2度目の世界選手権タイトルを手にした」と3年ぶりに世界王者に返り咲いたことを記述している。
SP(15年12月GPファイナル)、フリー(17年世界選手権)、合計得点(15年12月GPファイナル)の世界記録を保持しているなど、ソチ五輪後も「羽生時代」が続いていることをレポート。その一方、羽生以外の五輪王者は様々な道を歩んでいる。