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【パンパシ水泳】日本のWエースは萩野公介が銀、瀬戸大也が銅 世界選手権Vカリシュに屈す

水泳の第13回パンパシフィック選手権は9日、米国やオーストラリア、カナダなどの強豪をはじめ、19の国と地域が参加して東京辰巳国際水泳場で競泳が開幕。男女7種目の決勝などが行われ、注目の男子400メートル個人メドレーは、萩野公介(ブリヂストン)が4分11秒13で2位、瀬戸大也(ANA)が4分12秒60で3位だった。

萩野公介【写真:Getty Images】
萩野公介【写真:Getty Images】

男子400m個人メドレー、萩野、瀬戸は2、3位フィニッシュ

 水泳の第13回パンパシフィック選手権は9日、米国やオーストラリア、カナダなどの強豪をはじめ、19の国と地域が参加して東京辰巳国際水泳場で競泳が開幕。男女7種目の決勝などが行われ、注目の男子400メートル個人メドレーは、萩野公介(ブリヂストン)が4分11秒13で2位、瀬戸大也(ANA)が4分12秒60で3位だった。昨夏の世界選手権(ブタペスト)男子200、400メートル個人メドレー2冠のチェイス・カリシュ(米国)が、4分07秒95で優勝した。

 レースは瀬戸が得意のバタフライで引っ張り、背泳ぎでも首位を堅持。萩野がぴったりと追い掛け、前半は2人の日本人で速いレースを展開した。しかし最後の自由形に移ると、カリシュが地力を発揮して先頭を奪い、萩野が2位に浮上し、瀬戸が3位でフィニッシュ。萩野は200メートルとの2冠に輝いた2014年以来の優勝を逃し、瀬戸は14年の200メートル個人メドレーに続いての3位だった。

 金メダルこそ逃したものの、2人は会場の大声援に感激した様子で、萩野が「こんなにたくさんの人に応援してもらい、本当に気持ちいい」と言えば、瀬戸も「お客さんの声にテンションが上がりました」と感謝した。

 日本での開催は2002年の横浜大会以来16年ぶり6度目。今回は個人成績を得点化した国別対抗戦を初めて実施する。

(河野 正 / Tadashi Kawano)


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