大谷翔平にMLBドラ1後輩が持つ敬意 お辞儀ポーズ話題、名手との共演は「いつか我が子に語れる」
米大リーグで大谷翔平投手が所属するエンゼルスで、25歳のミッキー・モニアック外野手が躍動している。今季初出場となった13日(日本時間14日)のガーディアンズ戦で先頭打者アーチを含む3安打をマーク。3試合目となった16日(同17日)のオリオールズ戦も今季2号となる先頭打者弾を放った。かつてMLBドラフト全体1位で指名された逸材は、大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手らスター選手とプレーすることについて「いつか自分の子どもに語れることだよ」と敬意を示した。
今季初出場以降、躍動している25歳のミッキー・モニアック
米大リーグで大谷翔平投手が所属するエンゼルスで、25歳のミッキー・モニアック外野手が躍動している。今季初出場となった13日(日本時間14日)のガーディアンズ戦で先頭打者アーチを含む3安打をマーク。3試合目となった16日(同17日)のオリオールズ戦も今季2号となる先頭打者弾を放った。かつてMLBドラフト全体1位で指名された逸材は、大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手らスター選手とプレーすることについて「いつか自分の子どもに語れることだよ」と敬意を示した。
いきなり球場に快音を響き渡らせたのは「1番・右翼」で出場した16日の敵地オリオールズ戦。初回先頭のモニアックが右腕ディーン・クレーメルの5球目を強振すると、打球はライトへグングンと伸び、そのまま右翼席へと吸い込まれた。場内を静まり返らせる、飛距離408フィート(約124メートル)の2号ソロだった。さらにボルチモア遠征4連戦ラストなった18日(同19日)も3打数1安打を記録。試合前のベンチで大谷がモニアックの「ミッキー」の名前にかけ、ミッキーマウスのポーズを取り、モニアックは日本風のお辞儀を大谷に返す、挨拶ポーズも話題になった。
25歳のモニアックは2016年のドラフトでフィリーズから全体1位指名を受けて入団した逸材。2020年にメジャーデビューし、昨年エンゼルスにトレードで移籍した。今季は13日の敵地ガーディアンズ戦で初出場し、いきなり本塁打を放ってシーズンの好スタートを切った。金髪を短く刈り上げた好青年は16日の試合前に声をかけると、快く取材に応じ、「昨年に比べれば怪我もなく、間違いなくより快適にプレーできている」と手応えを口にした。
かつて2015年のU-18ワールドカップ(W杯)で米国代表として甲子園でプレーした経験もあるモニアック現在は大谷、トラウトらと同僚。フィリーズ時代にはアンドリュー・マカッチェン、ブライス・ハーパー、カイル・シュワーバーら名手とプレーした。「幸運に恵まれてきた」というキャリアについて「いつか自分の子どもに語れることだよ」と胸を張った。25歳の若武者は「自分もそこから学んでもっと良い選手になりたいね」とさらなる成長を見据えている。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)