レブロン「彼らの夢はアメリカより大きい」 NBAスターが故郷に学校を建てた理由
「彼らの夢はアクロンの街よりも、オハイオ州よりも、アメリカよりも大きいんだ」
「その理由だが、僕はこの(初年度の)240人の子供たちがどんな状況で生活してるかを分かっている。彼らが暮らすこのストリートのことも分かっている。彼らの苦難も分かっている。良いことも、辛いことも知ってるからだ」
アクロンは貧困層が住み、ジェームズ自身も母子家庭で家を転々とした苦しい時代があった。だからこそ、決して裕福な暮らし恵まれない子供の手助けになりたいという思いが強かったようだ。さらに、こうも付け加えている。
「私たち大人は、子供たちに対しての責任がある。彼らは私たちの未来でもある。そして、彼らの夢はアクロンの街よりも、オハイオ州よりも、アメリカよりも大きいものなんだ」
現在は故郷に近いキャバリアーズを離れ、ロサンゼルスでプレーするジェームズ。しかし、自身のツイッターでは「僕がLAでプレーしようが、どこでプレーしようが、アクロン、オハイオはいつだって僕のホームだ。いつだって」と育ててくれた街への思いをつづっている。
自身もアクロンという街で生まれ育ち、NBAのスターとなり、アメリカンドリームを掴んだ。少しでも故郷に恩返しを――。ジェームズの思いを乗せて「The I Promise School」はスタートする。
(THE ANSWER編集部)