井上尚弥の標的王者アフマダリエフがまさかの陥落 1-2判定負けに米記者も「大きな番狂わせ」
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチが8日(日本時間9日)、米テキサス州で開催され、2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が挑戦者マーロン・タパレス(フィリピン)に1-2(113-115×2、118-110)で判定負けし、王座陥落した。同級に転向した前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の標的王者の一人だったが、まさかのキャリア初黒星となった。
WBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチが8日(日本時間9日)、米テキサス州で開催され、2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が挑戦者マーロン・タパレス(フィリピン)に1-2(113-115×2、118-110)で判定負けし、王座陥落した。同級に転向した前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の標的王者の一人だったが、まさかのキャリア初黒星となった。
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まさかの番狂わせに、ツイッター上の海外メディアからも驚きの声が上がった。英オンラインメディア「iDボクシング」は「タパレスがアフマダリエフに番狂わせの勝利を収め、122ポンドの統一タイトルを手にした」と速報。米メディア「CBSスポーツ」の格闘技アナリスト、ルーク・トーマス氏は「アフマダリエフが負けた?!」と信じられない様子だった。
権威ある米専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者も「サンアントニオで大きな番狂わせ」とこの一戦を表現。「マーロン・タパレスが判定勝ちで無敗だったムロジョン・アフマダリエフに勝利し、IBFとWBAのスーパーバンタム級タイトルを獲得した」と報じた。
昨年12月にバンタム級4団体統一を達成し、今年1月に4本のベルト返上とスーパーバンタム級転向を表明していた井上。次戦は7月にWBC&WBO同級王者スティーブン・フルトンに挑戦するが、残る2団体の王者に君臨していたのがアフマダリエフだった。井上にとって標的王者の一人が、タパレスに代わることになる。
(THE ANSWER編集部)