宮里藍、衰えぬプロ魂を告白 2017年でツアー引退「まだアンダーを出したい思いある」
元世界女子ゴルフランキング1位の宮里藍(サントリー)が11日、兄の聖志、優作、アマチュアの馬場咲希(代々木高2年)と神奈川・横浜市内で開催中のジャパンゴルフフェア2023でトークショーを行った。
ツアーから離れた後のベストは「68」
元世界女子ゴルフランキング1位の宮里藍(サントリー)が11日、兄の聖志、優作、アマチュアの馬場咲希(代々木高2年)と神奈川・横浜市内で開催中のジャパンゴルフフェア2023でトークショーを行った。
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藍は2017年シーズンでツアーから引退しており、約500人の観衆を前にすると「こういうのは久しぶりです」。それでも軽快にトークし、司会役の聖志から近況を聞かれると、「ゴルフをする機会は減りましたが、まだ、アンダーを出したいという思いがあります。パープレーぐらいで回っていると緊張してきますね」と明かした。
藍によると、引退後のベストスコアは3年前に記録した「68」。21年12月には第1子の長女を出産しており、育児優先で「最後に回ったのは昨年12月で、それからはクラブを握っていません」。それでも、「来月にはラウンドの予定があるので、そろそろ練習したいです」と目を輝かせた。
この日、共演した20歳下で17歳の馬場については、「飛距離があって、柔らかいアプローチが打てて、パットもうまい。メンタル的にもしっかりしていて、芯を感じます」と絶賛。その上で「目先の結果ばかりを求めるばかりでなく、今のまま振りちぎるゴルフをしてほしいです」と願った。
また、優作は男女とも若手のレベルアップを実感。理由は「ネットの普及でたくさんのいい情報を得られることが大きい」と語り、馬場については「飛距離は本当に魅力。男子の大会に出ても優勝争いをするように思います」と最大級の評価を口にした。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)