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井上尚弥、フルトン戦圧勝なら「PFP最強の立場を確固たるものに」 米メディアが指摘

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)にまつわる「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」について、米専門メディアが注目している。次戦の相手として見込まれているWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)実力差を見せつければ、「PFP最強の立場を確固たるものにする」と指摘した。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

井上尚弥のPFPに米専門メディア注目

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)にまつわる「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」について、米専門メディアが注目している。次戦の相手として見込まれているWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(米国)実力差を見せつければ、「PFP最強の立場を確固たるものにする」と指摘した。

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 米専門メディア「ボクシングニュース24」は記事を掲載。井上については「現在、最高のPFPファイターと認知されている。記者とファンは常にイノウエを1位か2位に格付けしている」と紹介した。昨年12月にアジア人初、世界9人目の4団体統一を達成。4人の王者から1本ずつベルトを奪った選手はおらず、「4団体全KO奪取」も世界初の大記録だった。

 今年はスーパーバンタム級に転向。初戦はフルトンへの挑戦が見込まれている。世界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」のPFPで2位につけるモンスター。ボクシングニュース24は「もしもイノウエがフルトンを堂々と倒した場合、彼はPFP最強ファイターの一人という立場を確固たるものにするだろう」と期待を寄せている。

 一方、記事内では「PFPは非常に主観的で偏ったランキングシステムだ」と記載。WBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ、WBC世界スーパーミドル級暫定王者デビッド・ベナビデス、WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(いずれも米国)、元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)について、過去の相手を考慮し「過大評価」としている。

 さらに「過大評価ではない」という選手も紹介。WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス、世界ライト級4団体統一王者デビン・ヘイニー、世界スーパーウェルター級4団体統一王者ジャーメル・チャーロ(いずれも米国)の3人が名を連ねた。

(THE ANSWER編集部)


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