井上尚弥「フルトンしか見ていない」 次戦正式発表も目前「気が付いたことはある」
ボクシングの2022年度年間表彰式が22日、都内で行われ、前世界バンタム4団体級統一王者・井上尚弥(大橋)が5年連続6度目の最優秀選手賞に輝いた。6度目の受賞は歴代単独最多となり、KO賞とともに2冠に。次戦の正式発表はされていないが、「フルトンの映像しか見ていない」とWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)に照準を定めていることを明かした。
ボクシング年間表彰式
ボクシングの2022年度年間表彰式が22日、都内で行われ、前世界バンタム4団体級統一王者・井上尚弥(大橋)が5年連続6度目の最優秀選手賞に輝いた。6度目の受賞は歴代単独最多となり、KO賞とともに2冠に。次戦の正式発表はされていないが、「フルトンの映像しか見ていない」とWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国)に照準を定めていることを明かした。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
井上のモチベーションがさらに高まっている。歴代最多6度目のMVP受賞。表彰式でスピーチを終え、取材に応じた。「凄く光栄です。自分がやってきた成果が形として受賞されたのは嬉しいこと」と喜んだ。
スーパーバンタム級転向初戦は、米メディアでフルトン戦になる見通しだと報じられている。井上は「今年春予定の試合はもうじき発表できると思います」と正式発表が近いことに言及。現在は「フルトンの映像しか見ていない」と対戦イメージを膨らませているという。
弱点などについて「気が付いたことはある」としつつ、「向こうの陣営に見られるかもしれない」と説明は避けた。表彰式後には、10勝(4KO)を誇るフェザー級の有望株ジャフェスリー・ラミド(米国)とスパーリングを予定。3日連続で拳を合わせる。「合宿もボチボチ日程を決めてやっていきます。抜かりなくやっていきたい」と調整を続けて行く。
(THE ANSWER編集部)