「日本は凄まじかった」 英紙記者が振り返る「2-0」の瞬間の衝撃「一体、これは…」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はフランスの優勝で幕を閉じた。英紙「ガーディアン」は今大会を取材した記者たちが大会を振り返る特集を掲載。決勝トーナメント1回戦の日本―ベルギーをベストゲームに選出した記者は、2-0と日本がリードした時の衝撃の大きさを振り返っている。
英紙が大会振り返り特集を掲載、ベストゲームに日本―ベルギー戦を推す記者も
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会はフランスの優勝で幕を閉じた。英紙「ガーディアン」は今大会を取材した記者たちが大会を振り返る特集を掲載。決勝トーナメント1回戦の日本―ベルギーをベストゲームに選出した記者は、2-0と日本がリードした時の衝撃の大きさを振り返っている。
あの瞬間の衝撃は日本人のみならず、目の肥えた海外記者にも走っていた。今回の特集で、スチュアート・ジェームズ記者はベルギー戦について、こう振り返っている。
「ベルギーの完勝と思っていたが、日本代表は凄まじかった。日本が2-0とリードした時は(英紙)テレグラフのジェームズ・デッカーと『一体全体、これはどうしてしまったんだ』と言わんばかりに記者席でお互いの顔を見合ってしまった」
後半立ち上がり、MF原口元気のゴールで先制した直後、今度はMF乾貴士が無回転ミドルを突き刺し、立て続けに2ゴールを奪った。まさか日本が2-0でリード。日本中が熱狂した瞬間、会場の記者席には衝撃が走っていたようだ。
「ベルギーに称賛を贈るとするならば、あの反撃はまさに見事なものであった。決勝点も素晴らしかった。自分がこれまでに見てきたなかで、最高のカウンターアタックだった」
一方で2点ビハインドを跳ね返し、逆転したベルギーに対しては、後半アディショナルタイムに日本を沈めた電撃カウンターを称賛している。