[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

英女子サッカーが6分で打ち切り ピッチ凍結で転倒者続出「行われるべきでなかった」

海外サッカー、イングランド女子スーパーリーグの試合が開始6分で打ち切られ、延期になるという事態が発生した。ピッチの凍結が原因だが、そもそも試合を始めたことに対して両チームの監督がリーグ側の運営を糾弾。英公共放送「BBC」が報じている。

ピッチ凍結により試合が延期となった【写真:ロイター】
ピッチ凍結により試合が延期となった【写真:ロイター】

英女子スーパーリーグ、チェルシー―リバプール戦

 海外サッカー、イングランド女子スーパーリーグの試合が開始6分で打ち切られ、延期になるという事態が発生した。ピッチの凍結が原因だが、そもそも試合を始めたことに対して両チームの監督がリーグ側の運営を糾弾。英公共放送「BBC」が報じている。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 問題となった試合は22日にキングストン・アポン・テムズ区にあるキングスメドウで行われたイングランド女子スーパーリーグのチェルシー―リバプール戦。午後0時30分にキックオフされた試合は開始からわずか6分で打ち切りになった。BBCによると、原因はピッチの凍結で、転倒者続出の状況を見たニール・ヘアー主審が安全ではないと判断して試合を止めたという。

 BBCは試合開始前からの流れについて、フットボール・アソシエーション(FA)と女子スーパーリーグの説明を引用し「審判は最初の点検後、当初はピッチがプレー不可だと認定したが、ピッチカバーとヒーター使用後、選手のウォームアップ前に行われた2度目の点検でその決断を翻した」と説明。試合開始直後の気温は0度だったという。

 さらにBBCは、両チームの監督の談話を紹介。チェルシーのエマ・ヘイズ監督は「女子の試合はもっと真剣に受け止められなければならない」と話し、リバプールのマット・ビアード監督は「まずもって試合が行われるべきではなかった」と話したうえで「この試合を行うことを決めた人は今日、選手を危険に晒した」と加えたという。

 元イングランド女子代表監督のホープ・パウエル氏も2人の監督の意見に同調。「事前にキャンセルすべきだった。ピッチは硬く、進行できるかどうかは疑わしかった。しかし、実際に試合を始めて、5分であまりに多くの選手が滑り、危険だと気付くのは、非常に恥ずべきだと思う。全ての人にとって恥だ。最悪のシナリオで、リーグにとって恥ずべきこと」と運営側を糾弾した。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集