井上尚弥のフルトン撃破を悲観する理由 米トレーナー指摘「それは無理な注文だ」
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、スーパーバンタム級転向初戦としてWBC&WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)と戦うことが米メディアに報じられた。米国のトレーナーは新階級での活躍について「それは無理な注文だ」と指摘している。
井上尚弥の階級転向に米トレーナーが言及
ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、スーパーバンタム級転向初戦としてWBC&WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)と戦うことが米メディアに報じられた。米国のトレーナーは新階級での活躍について「それは無理な注文だ」と指摘している。
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井上について語ったのは、「ブレッドマン」の異名で知られる米国のトレーナー、スティーブン・エドワーズ氏だった。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が記事を掲載。「ブレッドマンのQ&A企画:イノウエ対フルトン、ヘイニー対ロマ、スペンス対クロフォードなど」と各ビッグマッチについて意見を述べている。
インタビュアーは「ナオヤ・イノウエが122ポンド(スーパーバンタム級)に移りましたが、新しい階級でどう活躍するのか気になります」と投げかけ。エドワーズ氏はこう語っている。
「なんとも言えないね……。イノウエは108ポンド(ライトフライ級)から始まって、初戦の相手になるだろうフルトンは122ポンドから始まっている。フルトンは体重の割に大きいので、それを考えると無理な注文だと思う。フルトンに比べて堂々とした体格ではないドネアより、イノウエは小さく見えるんだ」