ロコ・ソラーレ、日本の歴史変えたGS初優勝を大会公式が称賛「1週間絶好調だった」
カーリングのグランドスラム(GS)、カナディアン・オープン女子決勝が15日(日本時間16日)にカナダ・カムローズで行われ、2018年平昌五輪銅メダル、2022年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが世界ランク1位のチーム・エイナーソン(カナダ)を5-3で破り、日本勢としてGS初優勝を果たした。GS公式YouTubeは決勝のダイジェスト動画を公開。歓喜に沸いたロコ・ソラーレに対し、大会公式サイトでは「1週間ずっと絶好調だった」と称賛されている。
世界ランク1位を破って日本勢初のGS優勝
カーリングのグランドスラム(GS)、カナディアン・オープン女子決勝が15日(日本時間16日)にカナダ・カムローズで行われ、2018年平昌五輪銅メダル、2022年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが世界ランク1位のチーム・エイナーソン(カナダ)を5-3で破り、日本勢としてGS初優勝を果たした。GS公式YouTubeは決勝のダイジェスト動画を公開。歓喜に沸いたロコ・ソラーレに対し、大会公式サイトでは「1週間ずっと絶好調だった」と称賛されている。
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喜びが爆発した。5-3でリードした最終第8エンド。チーム・エイナーソンは最終ショットを前にタイムアウトをとって2点以上を奪う方法を考えたが及ばず、コンシード(敗戦を認める)を宣言してロコ・ソラーレの選手たちに握手を求めた。ついに優勝を成し遂げた藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の4人は抱き合って大喜び。優勝トロフィーを高々と掲げ、笑顔がはじけた。
GS公式YouTubeは日本勢初の優勝を決めた決勝のハイライト動画を公開。公式サイトでは「(チーム)フジサワがカナディアン・オープンで勝利。アジア初のグランドスラム優勝」の見出しとともに記事を掲載した。
その中で今大会のロコ・ソラーレのデータも紹介。「チーム・フジサワは1週間ずっと絶好調だった」とした上で、「6勝無敗を記録し、決勝ではショット成功率91%だった」とほぼ完ぺきに近いパフォーマンスを見せたことに触れている。世界ランク1位のチーム・エイナーソンのショット成功率が84%だったことと比べても、ロコ・ソラーレの正確性が光った一戦だったことがわかる。
ロコ・ソラーレはこれまでGSではベスト4が最高成績だったが、前日の準決勝で韓国を破って初の決勝進出。日本勢としてはフォルティウス(北海道銀行)の2019年マスターズ準優勝を上回る成績で、また日本カーリング界に新たな歴史を刻んだ。
(THE ANSWER編集部)