井上尚弥なきバンタム級で王座争奪戦勃発 弟・拓真、ドネア、ロドリゲスら強者多数
井上尚弥「兄弟同時世界王者になることを近々の目標」
ロドリゲスは1位が空位となっているIBFでも2位で最上位に。5位のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は1つ下のスーパーフライ級で9度も防衛した実力者だ。WBOでは1位モロニー、2位ロドリゲスのほか、6位に井上に敗れたばかりの前王者ポール・バトラー(英国)が名を連ねている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
さらに大橋ジムでは、東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹も世界王座を狙っている。大橋会長は「武居がバンタム級に下げる計画もあるので、本人と八重樫(東トレーナー)と話し合っている最中です」と説明。井上も弟の拓真にエールを込めて目標を口にした。
「もちろん、井上家としての夢である兄弟同時世界王者というのは今もずっと掲げてトレーニングを積んでいます。そこに向けて頑張っている。そこで(自分が)タイトルを返上してスーパーバンタム級に上げ、兄弟同時世界王者になることを近々の目標に掲げています」
モンスター不在でも熾烈な争いが繰り広げられる。
(THE ANSWER編集部)