箱根駅伝・関東学連がまさかの1区独走 後続に一時400m差、SNS衝撃「何があったん?」
第99回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は2日、往路(東京・千代田区大手町~神奈川・箱根町芦ノ湖)が行われた。1区ではスタート直後からオープン参加の関東学生連合(関東学連)の新田颯(育英大4年)が飛び出した。10キロ時点で後続に400メートル以上の差をつける独走状態となり、ツイッター上のファンも「サイレンススズカか?」「なにがあったん?」と驚きの声が上がっていた。
育英大・新田颯、最後は力尽きるも堂々の3位
第99回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は2日、往路(東京・千代田区大手町~神奈川・箱根町芦ノ湖)が行われた。1区ではスタート直後からオープン参加の関東学生連合(関東学連)の新田颯(育英大4年)が飛び出した。10キロ時点で後続に400メートル以上の差をつける独走状態となり、ツイッター上のファンも「サイレンススズカか?」「なにがあったん?」と驚きの声が上がっていた。
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まさかの独走状態となった。スタートの号砲が鳴ったスタート直後、黄色のウェアに白の襷をかけた新田が飛び出した。その差はグングン広がり、集団となって走る後続の選手に400メートル以上も差をつけた。10キロ通過のタイムは28分59秒。沿道からの声援に手を挙げて答える余裕も見せ、残り約3キロの時点でも首位をキープしていた。
1区から予想外の展開となり、ツイッター上のファンも続々と反応。「サイレンススズカか?」「学生連合ぶっちぎってて見てて気持ちいい」「このまま鶴見までいっちゃえ」「学生連合が首位で独走。。。!」「新田さんのおかげで面白い展開になってきそう」「伝説作って欲しい」「なにがあったん?」などと投稿されていた。
関東学生連合は、箱根駅伝に出場できなかった大学から選ばれたランナーで編成される。オープン参加のため記録はチーム、個人ともに参考記録となり、各種表彰の対象にならない。ツイッターのトレンドには「新田選手」「幻の区間賞」も上がっていた。
新田は20キロ過ぎで明大・富田峻平(4年)に抜かれるなど力尽き、最終的には3位。トップで襷を繋ぐことはできなかったものの、1時間2分59秒と堂々の走りを見せた。1区は富田が1時間2分45秒で区間賞となった。
(THE ANSWER編集部)