ロシア15歳女子、ワリエワもリーザも破った国内優勝に母国メディア「新女王の誕生だ」
フィギュアスケートのロシア選手権が24日に行われ、女子シングルでは15歳のソフィア・アカチエワが合計249.74点で優勝した。北京五輪出場の16歳カミラ・ワリエワ、元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワを破っての快挙。母国メディアは「新しい女王が誕生した」と報じている。
15歳アカチエワがロシア選手権V
フィギュアスケートのロシア選手権が24日に行われ、女子シングルでは15歳のソフィア・アカチエワが合計249.74点で優勝した。北京五輪出場の16歳カミラ・ワリエワ、元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワを破っての快挙。母国メディアは「新しい女王が誕生した」と報じている。
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アカチエワは11歳で4回転トウループを決めるなど早くから注目された逸材。あの名伯楽エテリ・トゥトベリーゼ氏の指導を受けている。ショートプログラム(SP)で85.59点をマークして首位に立つと、フリーでは冒頭の3回転アクセルに転倒しながら164.15点を記録。昨季の国内ジュニア女王だが、シニアの舞台でも頂点に立った。
ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「ティーンのスターがロシアのフィギュア大会でタイトル獲得」との見出しで記事を掲載。「15歳のアカチエワが元タイトルホルダーのワリエワとトゥクタミシェワを破った。ロシアの女子フィギュア界で新しい女王が誕生した」と快挙を報じた。
アカチエワは2020年のロシア杯第4戦ジュニア女子フリーで、2本の4回転ジャンプと3回転アクセルに成功し、女子史上初の快挙を達成。数多くの若き逸材を抱えるロシアだが、アカチエワも牽引する存在になり得そうだ。
(THE ANSWER編集部)