井上尚弥、Sバンタム級で「来年の一大イベントになる」と米誌が断言した対戦相手は?
ボクシングのバンタム級で4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)が転向を視野に入れるスーパーバンタム級の対戦候補について、米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」は「アフマダリエフの方が(日本へ)行きそうだ」と指摘した。
スポーツイラストレイテッド誌「アフマダリエフの方が(日本へ)行きそうだ」
ボクシングのバンタム級で4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)が転向を視野に入れるスーパーバンタム級の対戦候補について、米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」は「アフマダリエフの方が(日本へ)行きそうだ」と指摘した。
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井上は13日にポール・バトラー(英国)を11回1分9秒KOで下してWBO王座を奪取。アジア人初、世界9人目の4団体統一を成し遂げた。この試合について取り上げた記事は「彼はスーパーバンタム級でも同じことができるだろうか?」と井上が転向を視野に入れる同級についての展望を掲載した。
スーパーバンタム級はスティーブン・フルトン(米国)とムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が4本のベルトを2本ずつ分け合っている状況。その上で「フルトンは次戦のブランドン・フィゲロア(米国)とのリマッチのため、少なくとも暫定的に126ポンド(フェザー級)に移る。彼は興味を示してはいるが、両者が最も稼ぐことのできる日本へ行くという可能性は低いように感じる」と指摘した。
一方で「アフマダリエフの方が(日本へ)行きそうだ」と言及。「手の負傷で6月から戦列離脱しており、まずはマーロン・タパレス(フィリピン)との試合で防衛義務を果たしてタイトルを守らなければならない」と状況について触れ、「アフマダリエフがタパレスに勝てば、アフマダリエフ―イノウエの一戦が来年の一大イベントになる」とし、井上VSアフマダリエフの実現に期待を込めた。
(THE ANSWER編集部)