大谷翔平、復活弾に米メディアも賛辞 「投」「走」なくても「勝負所で一発打てる」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦でメジャー初代打本塁打となる勝ち越し7号ソロを放った。出場17試合ぶりの一発をMLBは動画付きで速報。米ファンに「これを待っていたんだ」などと歓喜を呼んでいたが、米メディアも「投げられない、走れない、それでも勝負所での本塁打は打てる」と賛辞。敵将も「脱帽だ」と唸っている。
52日ぶりアーチに指揮官も「脱帽だ」、米メディアは「オオタニ…勝負強い」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦でメジャー初代打本塁打となる勝ち越し7号ソロを放った。出場17試合ぶりの一発をMLBは動画付きで速報。米ファンに「これを待っていたんだ」などと歓喜を呼んでいたが、米メディアも「投げられない、走れない、それでも勝負所での本塁打は打てる」と賛辞。敵将も「脱帽だ」と唸っている。
この時を誰もが待っていた。大谷のバットから快音が飛び出したのは、3-3で迎えた7回先頭。代打で登場すると、カウント2-2から変則右腕シャグワが投じた6球目だった。
内角低めの速球を捉えにかかる。コンパクトに振り抜き、真芯で捉えた打球は高々と舞い上がり、センター方向へ。追いかけた中堅手も飛距離を読むと、早々に諦めた。フェンスを悠々と越える、特大の135メートル弾。一気に本拠地エンゼルスタジアムが熱狂に酔いしれた。
前日(7日)に自打球を当てた影響でゆったりとダイヤモンドを一周。しかし、ベンチで待ち構えていたナインは大喜びだ。日本流の握手で迎え入れると、熱いハイタッチを交わし、最後は綺麗にお辞儀も披露。二刀流の怪物の復活のアーチをチーム全体で祝福していた。
実に52日ぶりの一発をMLB公式インスタグラムは動画付きで速報。米ファンも「これを待っていたんだ」「オオタニはモンスター」など大喜びとなったが、米メディアもこぞって賛辞を並べている。