井上尚弥が「クロフォードより支配的なら…」 大偉業も米全国紙PFP2位に変動なしのワケ
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)に11回1分9秒KO勝ちし、アジア人初の4団体王座統一に成功する快挙を達成した。しかし、米専門メディアは独自のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位テレンス・クロフォード(米国)と2位井上の評価を変えず、その理由も挙げた。
「USAトゥデー」のボクシング専門サイト「ボクシング・ジャンキー」が格付け
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者ポール・バトラー(英国)に11回1分9秒KO勝ちし、アジア人初の4団体王座統一に成功する快挙を達成した。しかし、米専門メディアは独自のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位テレンス・クロフォード(米国)と2位井上の評価を変えず、その理由も挙げた。
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井上の4団体統一を受け、米全国紙「USAトゥデー」のボクシング専門サイト「ボクシング・ジャンキー」は「2位のナオヤ・イノウエは1位のテレンス・クロフォードを追い越すか?」とのタイトルで記事を掲載した。
10日にクロフォードがWBO世界ウェルター級タイトルマッチでダビッド・アバネシヤン(ロシア)を6回KOで破って防衛した試合と井上の試合について「この4日間で、1位クロフォードと2位イノウエが素晴らしいKO勝利を見せた」と触れた。
両者について「クロフォードはロシア人のアバネシヤンを止めた。相手の凄まじい気迫にも関わらず、壊滅的なワンツーで仕留めた。今日は日本のナオヤ・イノウエが11回に弱気なバトラーを倒した。多くのボディーショットを浴びせたのである」と試合内容をともに評価した。一方で「彼らの活躍は『ボクシング・ジャンキー』のP4P(PFP)を揺るがすものだったか? いや、違う」とし、戦前の1位クロフォード、2位井上に変化はないとした。
「もしアバネシヤンがクロフォードの欠点を見つけたり、イノウエがクロフォード以上の支配的なパフォーマンスを見せたりしていれば変動はあったかもしれない。しかし、それは起きなかった」と理由を挙げた。
(THE ANSWER編集部)