宇野昌磨の「愉快な名場面」 GPファイナルで米メディアが虜になった数秒間の行動
イタリア・トリノで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは男子シングルで宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計304.46点を記録し、初優勝を飾った。フリー演技後に取ったある行動に米専門誌が注目。画像を公開しながら「楽しいハイライト」と脚光を浴びせた。
GPファイナルで初優勝
イタリア・トリノで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは男子シングルで宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計304.46点を記録し、初優勝を飾った。フリー演技後に取ったある行動に米専門誌が注目。画像を公開しながら「楽しいハイライト」と脚光を浴びせた。
ほんの数秒間の行動が、米メディアを虜にしていた。
ショートプログラム(SP)首位の宇野は、最終6番滑走でフリーに登場。バッハの「G線上のアリア」の調べに乗せ、4種類計5本の4回転ジャンプを組み込んだプログラムを華麗に演じた。右膝をついてフィニッシュのポーズを決めると、その直後だった。
そのまま氷上に座り込んだ宇野。やり切った安堵感か、満足そうな表情を浮かべ、やがて立ち上がると、大きな歓声に応えた。
演技直後の一瞬の行動が、なんとも印象的なシーンに。米専門誌「IFSマガジン」公式ツイッターが実際の画像を公開。文面には「ショウマ・ウノはフリーの演技後、氷上に座った。これはGPファイナルの愉快なハイライトだ」と記して脚光を浴びせた。
宇野は22日に開幕する全日本選手権(大阪)に出場予定。今度は日本の舞台でどんな姿を見せてくれるのか。