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南米2強はPK戦でまさかの明暗、ブラジル敗退&アルゼンチン4強 ネイマール号泣、メッシ歓喜

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、準々決勝2試合が行われ、ブラジルはクロアチアと1-1で突入したPK戦の末に2-4で敗退。一方、アルゼンチンもオランダと2-2でPK戦に突入したが、4-3で制して4強進出を決めた。

メッシとネイマール(右)【写真:ロイター】
メッシとネイマール(右)【写真:ロイター】

カタールW杯・準々決勝2試合

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は9日(日本時間10日)、準々決勝2試合が行われ、ブラジルはクロアチアと1-1で突入したPK戦の末に2-4で敗退。一方、アルゼンチンもオランダと2-2でPK戦に突入したが、4-3で制して4強進出を決めた。

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 南米の雄はPK戦で明暗が分かれ、まさかの結末を迎えた。

 先に行われた試合でブラジルは0-0のまま延長に突入。延長前半アディショナルタイムにエースFWネイマールが華麗なパスワークから芸術的な先制ゴールを挙げた。しかし、同後半12分にFWペトコビッチに同点ゴールを被弾。勝利まであと一歩からPK戦にもつれ込むと、1人目のFWロドリゴが決勝トーナメント1回戦・日本戦に続いてPK戦を守る相手GKリバコビッチにセーブされるなど、PKスコア2-4で敗れた。悲願のW杯制覇を逃したネイマールは大号泣した。

 その様子にサポーターが会場で大歓声を上げていたアルゼンチンはオランダと対戦。前半35分、FWメッシの絶妙なスルーパスからDFモリーナが先制ゴール。さらに後半28分には味方が獲得したPKをメッシが落ち着いて成功。しかし、後半38分から立て続けに失点し、2-2で延長戦からPK戦にもつれ込んだ。それでも、1人目のメッシが冷静に決めるなど、オランダに粘り勝ち。メッシは歓喜に酔いしれ、ネイマールとの両エースの表情も好対照なものになった。

 勝ったクロアチアとアルゼンチンは12日(同13日)に行われる準決勝で対戦する。

(THE ANSWER編集部)


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