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ポーランド、0-2の試合終盤に“攻撃放棄” 日本人から「4年前を思い起こさせる」の声

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は30日、C組のアルゼンチンがポーランドを2-0で下して2勝1敗の勝ち点6とし、同組1位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。敗れたポーランドは別会場のメキシコ―サウジアラビア戦の状況をにらみつつ、最後は“攻めない”という選択肢をチョイス。くしくも4年前の日本戦と逆の立場になったことで、日本ファンから「4年前を思い出させる」「まさか逆に起こるとは」といった反響が寄せられている。

決勝トーナメント進出を決めて喜ぶポーランド代表【写真:ロイター】
決勝トーナメント進出を決めて喜ぶポーランド代表【写真:ロイター】

カタールW杯・C組

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は30日、C組のアルゼンチンがポーランドを2-0で下して2勝1敗の勝ち点6とし、同組1位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。敗れたポーランドは別会場のメキシコ―サウジアラビア戦の状況をにらみつつ、最後は“攻めない”という選択肢をチョイス。くしくも4年前の日本戦と逆の立場になったことで、日本ファンから「4年前を思い出させる」「まさか逆に起こるとは」といった反響が寄せられている。

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 何の因果か。アルゼンチンに勝てば文句なしの決勝T進出を決められたポーランドだったが、後半に2失点して窮地に陥った。しかし、そこでチームはさらに守備重視の態勢に。大エースのFWレヴァンドフスキだけを前線に残し、フィールドプレーヤーは自陣に引いた。

 アルゼンチンに2点を決められた時点で、ポーランドは「勝ち点4、得失点差0」。第2戦を終えて勝ち点1だった同組のメキシコがサウジアラビアを2-0でリードしており、このまま終わればメキシコも「勝ち点4、得失点差0」で2チームが並ぶ状況となった。1位は勝ち点6のアルゼンチン。2位の順位決定方法はここまでのイエローカードの差による「フェアプレーポイント(FPP)」に委ねられるという展開になった。

 ここまでメキシコが7枚のイエローを受けていたのに対し、ポーランドは5枚。このままならFPPの差で勝ち上れるポーランドは、攻撃の手を緩めたように見えた。もちろん、別会場のメキシコがあと1点取るか、ポーランドが失点すればポーランドは敗退。そんな中で見せた“ギャンブル采配”は、くしくも4年前のロシア大会GL第3戦の相手だった日本が取った作戦だった。

 当時はポーランドが1-0でリードしていたにもかかわらず、別会場のスコアを考慮した日本が“攻めない”選択をして物議を醸した。しかし、日本は結果的に決勝T進出決定。今回のポーランドも日本と同じ道をたどった形となった。

 これには日本ファンも反応。ネット上では「4年前を思い起こさせる」「面白い因果」「まさか4年後にポーランドがフェアプレーポイントを気にすることになるとは」「でもポーランドは最後まで戦った」「これも運命」「2大会連続でフェアプレーポイントに関与するポーランド」といった反響が寄せられている。

(THE ANSWER編集部)


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