出場を逃した伊メディアも日本の戦いぶりに注目

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会で16強進出を果たした日本代表。前評判を覆す躍進で世界を驚かせていたが、今大会出場を逃していた本場イタリアのファンは、日本の“あること”について「学ぶことがたくさんある」「別次元」「その上、寿司もある」と唸っている。

　大方の予想を覆して決勝トーナメントに進出し、W杯にサプライズを起こした日本。ベルギー相手に2点をリードするなど、FIFAランク3位の優勝候補と互角に渡り合った姿は、大きな注目を浴びた。しかし、今大会は出場を逃しているイタリアメディアがスポットライトを浴びせたのは、ピッチのみにとどまらなかった。

　衛星放送「ユーロスポーツイタリア」は日本の選手がロッカールームに「スパシーバ（ありがとう）」とメッセージを残したこと、サポーターが試合後に客席を清掃したことなどを動画で紹介。「日本代表とサポーターたちはW杯を去ってしまったが、そのメンタリティは本当にハイレベルだった！」と拍手を送っている。

　記事のコメント欄では「カルチョ」の国のファンも驚きとともに賛辞を並べている。