日本沈めた「9.35秒カウンター」の展開図が美しい 海外ファン「世界最高のゴール」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表。2点リードしながら追いつかれ、勝負を決めたのはベルギーが後半アディショナルタイムに決めた超高速カウンターだった。海外メディアが9.35秒と評した電撃速攻について、スペイン紙は実際の写真を用い、攻撃に絡んだ5人の動きが丸わかりの展開図を公開。あまりにダイナミックな光景に対し、海外ファンは「世界最高のゴールだ」「ベルギーが素晴らしい動き」と感嘆している。
5人の動きが丸わかり、スペイン紙「マルカ」が全体図を捉えた展開図を公開
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表。2点リードしながら追いつかれ、勝負を決めたのはベルギーが後半アディショナルタイムに決めた超高速カウンターだった。海外メディアが9.35秒と評した電撃速攻について、スペイン紙は実際の写真を用い、攻撃に絡んだ5人の動きが丸わかりの展開図を公開。あまりにダイナミックな光景に対し、海外ファンは「世界最高のゴールだ」「ベルギーが素晴らしい動き」と感嘆している。
静止画で見ても、ベルギーの恐ろしさが伝わってくるようだ。スペイン紙「マルカ」がツイッターとインスタグラムで公開したのは、1枚の画像だった。映し出されているのは、日本のゴール裏上空から撮られたピッチの全体図。連続写真を加工し、プレーの展開が1枚に収まっている。
GKクルトワがMFデブライネにパス。そこからセンターサークル付近まで持ち上がる。周囲には懸命に戻るDF長友、DF昌子の姿も。しかし、空いた右サイドのスペースに走り込んだDFムニエに送られ、最後はゴール前へのクロスをFWルカクがスルー。スライディングした昌子の手前でMFシャドリが合わせ、ゴールネットを揺らしている。
図は攻め上がった攻撃に絡んだ5人の動きが分かるように線が引かれ、特に注目はルカクの動きだ。カウンターが始まった時点では中盤右サイドを駆け上がっているが、展開に応じて弧を描くようにゴール前に走り込んで日本のマーカーを引きつけ、シャドリのゴールをお膳立てしている。ゴールにばかり目が行くが、その裏のエースの頭脳的な動きがあった。