日本、「9.35秒カウンター」に撃沈 スペイン紙脱帽「ボルトの記録より短時間ゴール」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で逆転負け。初の8強進出はならなかった。2点のリードを追いつかれ、最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝ゴールを献上した。日本を沈めたカウンターは、わずか「7タッチ」で「9.35秒」だったことをスペイン紙が紹介。「スピードに乗った赤い悪魔を止めるのは不可能」と称賛している。
決勝ゴールの速攻は5人、7タッチ、9.35秒と紹介「完璧なカウンターを披露」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日、決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2-3で逆転負け。初の8強進出はならなかった。2点のリードを追いつかれ、最後は後半アディショナルタイムにカウンターから決勝ゴールを献上した。日本を沈めたカウンターは、わずか「7タッチ」で「9.35秒」だったことをスペイン紙が紹介。「スピードに乗った赤い悪魔を止めるのは不可能」と称賛している。
チャンスが一転、ピンチに変わり、そして、日本の戦いが終わった。後半49分だった。左CKに立ったのはMF本田圭佑。ゴールから逃げるボールを蹴り込んだが、これを世界屈指のGKクルトワがキャッチ。すると、次の瞬間だ。
MFデブライネにスローイングでパスを出すと、ベルギーが一気にエンジン全開となった。デブライネはセンターサークル付近まで駆け上がり、さらに右サイドの裏のスペースへ展開。日本も全速力で戻るが、追いつけない。DFムニエが受けると、鋭いクロスをゴール前に入れ、FWルカクがスルーした背後でMFシャドリが左足で蹴り込んだ。勝負が決した瞬間だった。
スペイン紙「マルカ」は「ベルギーが日本相手に完璧なカウンターを披露:9秒で7タッチ」と題し、実際の写真をもとにした展開図を用いて特集している。