宇野昌磨Vをカナダ名手絶賛 ジャッジ1人の採点「7.75」には疑問「どうなんでしょう」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯・男子シングルでは宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計279.76点で優勝した。美しいスケーティングをカナダの名手も「比類のないスケートスタイル」と称賛。さらに、ジャッジの1人が他より低い点数をつけた項目があることに「どうしちゃったんでしょうか」と疑問を呈している。
NHK杯で宇野は逆転優勝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯・男子シングルでは宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計279.76点で優勝した。美しいスケーティングをカナダの名手も「比類のないスケートスタイル」と称賛。さらに、ジャッジの1人が他より低い点数をつけた項目があることに「どうしちゃったんでしょうか」と疑問を呈している。
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ショートプログラム2位だった宇野は、フリーで5本中4本の4回転ジャンプを決めて逆転優勝。後輩の山本草太と日本勢ワンツーフィニッシュとなった。カナダの公共放送「CBC」の公式YouTubeの番組でホストを務める元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏は、番組内で「驚きはない。ウノがまたやり遂げた。今回は22点差での優勝だった」と称賛した。
演技内容については「4回転フリップが2回転になったものの、他の4本の4回転と2本の3回転アクセルを楽々と着氷。それとともに、比類のないスケートスタイルと、コレオとステップシークエンスに反映された繊細さが金メダルをもたらした」と洗練された滑りを表現した。
また、ヒル氏はジャッジの「プレゼンテーション」の採点に注目。9人中9点台が7人、1人が8.75と高得点が並んだが、ジャッジ1のみ「7.75」と他より低い点数だった。ヒル氏は「(ジャッジ1は)どうしちゃったんでしょうか。7.75は彼のレベルの選手にとっては極めて低い。最低得点は平均得点から排除されるため、影響はなかった。それでも……どうなんでしょう」と語っていた。
(THE ANSWER編集部)