日本の敗戦、W杯同組スペイン紙が「弱点」指摘「島国のチームを痛めつけること可能」
サッカー日本代表は17日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで20日(日本時間21日)開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)前最後の国際親善試合に臨み、カナダ代表に1-2の逆転負けを喫した。日本と同じE組のスペイン紙は「島国のチーム(日本)を痛めつけることができるかもしれない」と報じた。
20日開幕サッカーW杯
サッカー日本代表は17日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで20日(日本時間21日)開幕のカタール・ワールドカップ(W杯)前最後の国際親善試合に臨み、カナダ代表に1-2の逆転負けを喫した。日本と同じE組のスペイン紙は「島国のチーム(日本)を痛めつけることができるかもしれない」と報じた。
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日本は前半9分、MF相馬勇紀がMF柴崎岳からの浮き球パスに反応。右足で合わせ、先制ゴールを奪った。しかし、前半21分に右CKからゴール正面でDFスティーブン・ビトリアに合わせられ、同点に追いつかれた。後半アディショナルタイムにPKを献上。土壇場で逆転負けとなった。
日本は23日にドイツ戦、27日にコスタリカ戦、12月2日にスペイン戦を控える。スペインメディアも日本のテストマッチを報じた。地元紙「マルカ」は「カナダがスペインに道を示す」の見出しで記事を掲載。ラミロ・アルドゥナテ記者は「日本は、テクニカルな選手とともに、上手でスピーディーなボール扱いと共に、近年のプランをキープ」と代表のプレーを表現した上で「弱点」を指摘した。
「不足点について、日本人選手はセットプレーを守る時にその弱さを見せ、とりわけ、CKに弱い。それを突いて、ビトリアが決めた同点ゴールが生まれた。スペインは、カナダ人選手のような体はないかもしれないが、そのあたりで島国のチーム(日本)を痛めつけることができるかもしれない」
地元紙「アス」も「日本、カナダにクラッシュ」と報道。ホルヘ・ガルシア・エルナンデス記者は「カナダはダイレクトサッカーのみで日本を脅したが、それだけで十分だった」と表現した一方、「キレのある柴崎が現れたことが、ドラマチックな終わり方をした試合において、代表でほぼ一番よかった点だった」と称えた。
(THE ANSWER編集部)