賞金100位以内にさえ入れなった岸部桃子 2位飛躍で初シード確実「最終戦出場が目標」
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは13日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で最終日が行われた3打差の3位で出た岸部桃子(塩田建設)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算11アンダーの2位。優勝した山下美夢有(加賀電子)には1打届かず。ツアー初優勝は果たせなかったが、メルセデス・ランキング(MR)は45位から38位に浮上。プロ生活11年目で初のシード権獲得を確実にした。
伊藤園レディス最終日
女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは13日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で最終日が行われた3打差の3位で出た岸部桃子(塩田建設)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算11アンダーの2位。優勝した山下美夢有(加賀電子)には1打届かず。ツアー初優勝は果たせなかったが、メルセデス・ランキング(MR)は45位から38位に浮上。プロ生活11年目で初のシード権獲得を確実にした。
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最終18番。山下が3メートルのパーパットを決めた瞬間、岸部は笑みを浮かべた。優勝には届かなかったが、やり切った思いが溢れた。
「山下さんは入れてくるだろうなと思っていましたし、私も1日をトータルしたら落ち着いて自分のプレーができたので、そこは自信になりました」
4月に初めて最終日最終組を経験した。結果は73。後半にスコアを伸ばせず、6位で終えた。2度目のこの日は「最後まで食らいつく」とテーマに奮闘。同じ「桃子」で元賞金女王の上田、21歳にして今季MR1位の山下に臆することなくピンを攻め、ピンチをしのいだ。
「とにかく一打、一打に集中していた。優勝は意識していませんでしたが、知り合いがたくさん応援に来てくれた中で、優勝できなかったのは悔しいです」