賛否両論のフェアプレーP より良い解決策を米メディア提言「これがベストな手段だ」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は28日、1次リーグH組で日本はポーランドに0-1で敗戦。同組で勝ち点で並んでいたセネガルも敗れたため、勝ち点、得失点差、総得点で並び、フェアプレーポイント(警告数)の差で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。終盤約10分間の消極的な戦術には賛否両論が相次いでいるが、米メディアは今回のような事態を防ぐ解決策を提言している。
フェアプレーポイントに代わる決着方法を米ヤフーが特集
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は28日、1次リーグH組で日本はポーランドに0-1で敗戦。同組で勝ち点で並んでいたセネガルも敗れたため、勝ち点、得失点差、総得点で並び、フェアプレーポイント(警告数)の差で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。終盤約10分間の消極的な戦術には賛否両論が相次いでいるが、米メディアは今回のような事態を防ぐ解決策を提言している。
「セネガルのイエローカードによるW杯敗退を受けて、より良いタイブレークの解決策はあるのか?」
こう見出しをつけて特集を組んでいるのは米ヤフースポーツだった。
「木曜、セネガルはもっとも残酷な形でワールドカップに敗退した。3試合で日本より2枚多くイエローカードを得たからだ」
まず記事では日本とセネガルを分けた差は2枚のイエローカードだったことを伝えている。
「もしそれが不合理に見えたなら、その通りだ。グループHの2チームは勝ち点、得失点差、総得点でタイだった。彼らは直接対決で引き分けていたので、対戦成績でのタイブレークもできない。残された手段はフェアプレーか抽選のみだった」
両者の置かれた状況を説明した上で、「不合理に見えるものの、理解できるものだ」と付け加え、「くじ引きやコイントスよりはほんの少しだけ、チーム間の差をつけるためには良い方法だ。ほんの少しは」と強調している。