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首位上田桃子を“後輩桃子”が猛追 プロ11年目・岸部が3位浮上「くらいつきたい」

女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で第2日が行われた。13位で出た岸部桃子(塩田建設)は9バーディー、2ボギーの65で回り、通算10アンダーの3位に浮上。自身2度目の最終日最終組も決定。同大会では、上田桃子(ZOZO)、大里桃子(伊藤園)を含む「3人の桃子」による優勝争いが注目されたが、今大会も13アンダーで単独首位の上田に挑む形になった。

通算10アンダーの3位に浮上した岸部桃子【写真:Getty Images】
通算10アンダーの3位に浮上した岸部桃子【写真:Getty Images】

伊藤園レディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・伊藤園レディスは12日、千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)で第2日が行われた。13位で出た岸部桃子(塩田建設)は9バーディー、2ボギーの65で回り、通算10アンダーの3位に浮上。自身2度目の最終日最終組も決定。同大会では、上田桃子(ZOZO)、大里桃子(伊藤園)を含む「3人の桃子」による優勝争いが注目されたが、今大会も13アンダーで単独首位の上田に挑む形になった。

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 岸部は3番から5連続バーディーを奪った。自身のキャリアでは「記憶にない」展開で、「ずっとショットが1ピン(2メートル半)以内についてくれました」と笑顔で振り返った。

 プロ生活11年目で、メルセデス・ランキング(MR)45位につけている。悲願の初シード権獲得が現実味を帯びているが、油断はなく「上だけを見ていきたい」と力を込めた。今大会の上にいるのは、首位の上田と2位の山下美夢有。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで最終日最終組を初めて経験し、73と伸ばせず6位に終わった悔しさを覚えている。

「バックナインの大切さを知りました。パー5でボギーを打ったりしたので」

 その際、同組だったのは大里、1組前には上田がいた。第2日を終えて、2位大里、3位岸部、上田と3人の桃子が上位に並んで話題にもなった。優勝したのはベテランの上田。今回は、最終組で一緒にプレーする。「前回、名前(桃子)で注目していただいたので、今回はくらいついていきたいです」。上田とは3打差、山下とは1打差。妹でティーチングプロの華子もキャディーとして一緒に戦う。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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