井上尚弥、WBC会長が示した転級→王座返上後の流れにドネア反応「大変感謝する」
ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は12月13日にWBO王者ポール・バトラー(英国)と対戦する。この一戦後、近い将来のスーパーバンタム級転級を視野に入れている中、WBCのマウリシオ・スレイマン会長はメキシコ・アカプルコで現地6日に行われた総会で、王座が空位になった場合はジェイソン・マロニー(オーストラリア)とノニト・ドネア(フィリピン)の2人が王座決定戦を行うと明言した。
WBC総会でスレイマン会長が井上転級後のシナリオに言及
ボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は12月13日にWBO王者ポール・バトラー(英国)と対戦する。この一戦後、近い将来のスーパーバンタム級転級を視野に入れている中、WBCのマウリシオ・スレイマン会長はメキシコ・アカプルコで現地6日に行われた総会で、王座が空位になった場合はジェイソン・マロニー(オーストラリア)とノニト・ドネア(フィリピン)の2人が王座決定戦を行うと明言した。
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同日の総会で各階級の世界ランクを発表したスレイマン会長。バンタム級では、王者井上の下に1位マロニー、2位ドネアの名が並べられた。英専門メディア「iDボクシング」公式ツイッターが公開した総会の動画内でスレイマン会長は、井上が転級し王座返上した場合のシナリオに言及。「その場合王座は空位となり、(モロニーとドネアの)2人が王座決定戦を行うことになる」と明言した。
会場にも姿を現わしていたドネアは自身のツイッターで反応。iDボクシングのツイートを引用し「WBC、(プロモーターの)リチャード・シェーファー、(妻の)レイチェル・ドネアに、ランク上昇について大変感謝する」と記した。
6月に3団体統一戦で井上に敗れていた元世界5階級制覇王者ドネア。8月には所属する米プロモート会社「プロベラム」を通じて1階級下のスーパーフライ級に転向することを発表していた。その一方で、同1位となったマロニーは、2020年10月にラスベガスで井上と対戦し7回KO負け。その後は今年10月のナワポーン・ソールンビサイ(タイ)戦を3-0判定で制するなど4連勝。世界王座への再挑戦を狙っている。
(THE ANSWER編集部)