渋野日向子、58位後退の自分に「只々イライラ」 癒しもらった子供たちには笑顔で対応
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第3日が5日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で行われた。48位で出た渋野日向子(サントリー)は、2バーディー、2ボギーの72で回って通算イーブンパーとスコアを伸ばせず、58位に後退した。大勢のギャラリー、子供たちの声援には笑顔を見せていたが、自分のプレーにはストレスが溜まっていたことを明かした。
TOTOジャパンクラシック第3日
女子ゴルフの日米共催ツアー・TOTOジャパンクラシック第3日が5日、滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)で行われた。48位で出た渋野日向子(サントリー)は、2バーディー、2ボギーの72で回って通算イーブンパーとスコアを伸ばせず、58位に後退した。大勢のギャラリー、子供たちの声援には笑顔を見せていたが、自分のプレーにはストレスが溜まっていたことを明かした。
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9ホール目の18番パー5。渋野がピンまで85ヤードから放った第3打は、ピンを直撃した。しかし、ボールはインせずに弾かれた。競技委員を呼び「(自身のボールで)カップの淵が壊れてしまっていたので、修復をしてもらいました」。不運にもボールはグリーン外へ。このホールはパーだった。
前半からショットが冴えなかった。前日まで調子の良かったドライバーも不安定で、飛距離も十分ではなかった。アイアンもピンに絡む回数が少なく、パー5でも長いパットを残した。
「今日は只々イライラする1日だったかなという感じ。なかなかチャンスにつかないし、ついても(パットを)外すという良い流れに持って行けない内容。何も修正できませんでした」
この日も渋野の組に大勢のギャラリーが付いた。子供たちも「渋野日向子」のネーム入りタオルを持って、熱心に応援。イライラの中で「癒し」をもらい続けた渋野も、子供たちに手を振り、笑顔を見せるなどした。
残すは最終日の18ホール。国内でプレーする機会も年内では最後となる。名産の近江牛を食べたという渋野は「全然柔らけえ、違いますね(笑)」とおいしさを表現。「今日も食べてパワー付けたい所ですが何食べようか考えます」と話した。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)