国内ボクシングで珍事 リングアナが痛恨の言い間違え、KO勝ち吉野修一郎は“神対応”
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)ライト級(61.2キロ以下)タイトルマッチ12回戦が1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、3度目の防衛戦となった王者・吉野修一郎(三迫)が同級4位・中谷正義(帝拳)に6回1分14秒でKO勝ちした。勝利後のリングインタビューでは珍事も。リングアナを務めた木村拓也アナウンサーの言い間違いに、吉野は笑顔を見せ、気にしていない素振りを見せていた。
勝利後インタビューでリングアナが相手選手の名前を口にするミス
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)ライト級(61.2キロ以下)タイトルマッチ12回戦が1日、さいたまスーパーアリーナで行われ、3度目の防衛戦となった王者・吉野修一郎(三迫)が同級4位・中谷正義(帝拳)に6回1分14秒でKO勝ちした。勝利後のリングインタビューでは珍事も。リングアナを務めた木村拓也アナウンサーの言い間違いに、吉野は笑顔を見せ、気にしていない素振りを見せていた。
ライト級の日本人頂上決戦でKO勝ちした吉野。試合後のリングインタビューでは「中谷さんに勝って、世界に自信を持って行けると思う。世界戦見たくないですか?皆さん!」と呼び掛けた。
インタビューの締めで、木村アナが痛恨のミス。「見事、防衛に成功しました、そして国内最強を証明しました中谷チャンピオンでした」と、相手の中谷の名前を口にしてしまった。すぐに気づいた木村アナは焦った様子で「大変失礼しました、ごめんなさい」と謝罪。隣の吉野は笑顔を見せていた。
木村アナの謝罪はこれに留まらず「大変申し訳ありませんでした!」「本当にすみませんでした!」と何度も連呼。「リスペクトに本当に欠けることをしてしまいました。改めて、吉野チャンピオンでした!」と強調していた。吉野は頭を深々と下げた木村アナに、手を叩いて笑ながらも「気にしなくていい」というかのように手を肩に当てていた。
今興行はダブルメインカードとして、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)とWBA世界同級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)が王座統一戦を予定。WBO世界同級2位・岩田翔吉(帝拳)はWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に世界初挑戦する。
(THE ANSWER編集部)