着物風衣装話題の渡辺倫果、カナダ公共放送CBCも絶賛「日本の伝統に敬意を示した演技」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)で女子で初出場初優勝を飾った渡辺倫果(法大)。一躍、スポットライトを浴びたが、地元カナダの公共放送「CBC」のYouTube番組でも「日本の伝統に敬意を示した演技」と称賛された。
元アイスダンス選手アッシャー・ヒルが評価
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(ミシソーガ)で女子で初出場初優勝を飾った渡辺倫果(法大)。一躍、スポットライトを浴びたが、地元カナダの公共放送「CBC」のYouTube番組でも「日本の伝統に敬意を示した演技」と称賛された。
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ショートプログラム(SP)6位で挑んだフリーで、渡辺は大技3回転アクセルを決めるなど、フリー1位の134.32点、合計197.59点で逆転優勝を飾った。演技のみならず、今季フリー曲「JIN」の世界観を引き立てた和テイストの衣装も話題になった。
カナダ公共放送「CBC」のYouTubeチャンネルの番組「ザット・フィギュアスケーティング・ショー」は大会を振り返り、世界選手権や四大陸選手権に出場経験があり、番組ホストを務める元アイスダンス選手アッシャー・ヒル氏(カナダ)が渡辺を評した。
「昨日初めて会って、インタビューでは上手く滑ることを目標にしていた。そこからどのように優勝したのか。冒頭で3Aを決め、後半のジャンプでも得点を稼いだ。それに加え、プログラムの背景にある日本の伝統に敬意を示した、美しく、軽快でありながら力強いのスケーティングがPCSで大きなポイントを与えた」
3回転アクセルはもちろん、演技構成やスケーティングについても評価。「彼女はNHK杯でチームメイトのカオリ・サカモトと同じ場所で滑る。彼女がまたもメダルを獲得してGPファイナルに進出できるか、数週間後に分かる」とし、GPシリーズ6人が出場権を得る12月の大一番にも期待を込めた。
(THE ANSWER編集部)