渋野日向子、今季自己採点は「55点から65点」 会見でユニーク回答も「秋は花粉が…」
女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が27日、ディフェンディング女王として参戦する国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス(28日開幕、埼玉・武蔵丘GC)の前日会見に臨んだ。今季から米ツアーを主戦場にしており、国内参戦は5月のブリヂストンレディスオープン以来5か月ぶり今季2戦目。渋野らしいユニークさも交えた会見となった。
28日から樋口久子 三菱電機レディス
女子ゴルフの渋野日向子(サントリー)が27日、ディフェンディング女王として参戦する国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディス(28日開幕、埼玉・武蔵丘GC)の前日会見に臨んだ。今季から米ツアーを主戦場にしており、国内参戦は5月のブリヂストンレディスオープン以来5か月ぶり今季2戦目。渋野らしいユニークさも交えた会見となった。
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渋野は18ホールの練習ラウンドを終え、会見場に入った。「お帰りなさい」と声をかけられると、「帰りました」と笑顔で即答。現在の調子を問われると、「体調的にもいいし、調子も悪くはないと感じている。良い状態と言っていいとは思う」と明かした。
今季から米ツアーを主戦場とし、21試合に出場。好不調を繰り返しながら、優勝争いも演じてきたが、自己採点は「55点から65点です」と厳しい。昨年この大会で優勝して以来、優勝からは遠ざかっているが焦ってもいなかった。
「アメリカツアーのメンバーになって初年度の目標はシードを取ること。そこをクリアできたのは良かったと思う。自信がついてきたときに勝てるように」
もっとも、昨季は9月から成績が上向いた経緯がある。本人は「秋に強いイメージは全くない」としつつ、「好きな季節」を問われると「秋です」と明かした。
「でも、花粉多くないですか。マスクをされている選手も結構いて、鼻水が出たりもするけど、紅葉とはすごく好きです。滝の近くに生えとる紅葉とか好きです。見に行くわけじゃないけど、この辺にあるんかな~。(関係者から『ある』と言われ)あっ、ありますか。全然興味ないじゃん(笑)、失礼しました」
相変わらずの明るさとユニークさを見せた渋野。連覇への意欲を示すコメントはなかったが、前年大会も最終日後半にギアを入れ、ペ・ソンウに追いつき、18番パー5でのプレーオフでは劇的なイーグルで優勝した経緯がある。
「ずっと、この1週間を楽しみにしていました。今はそんなに自信はないですが、皆さんに楽しんでもらえるプレーをしたいです。(連覇は)嫌でも気になりますが、5か月ぶりの日本でのプレーを楽しみたいです」
初日は、今季メルセデス・ランキング首位の山下美夢有、前週にツアー2勝目を飾った19歳・川崎春花と同組。渋野は気負わず、今のありのままでプレーするつもりだ。
(THE ANSWER編集部)