ロシアの元陸上選手、ドーピングで五輪金メダル剥奪へ 母国報道「禁止薬物使用に処分」
ロンドン五輪の陸上400メートル障害で金メダルを獲得しているナタリア・アントユフ(ロシア)が、ドーピングにより金メダルを剥奪されると母国メディアが報じた。
陸上400メートル障害金メダルのアントユフ
ロンドン五輪の陸上400メートル障害で金メダルを獲得しているナタリア・アントユフ(ロシア)が、ドーピングにより金メダルを剥奪されると母国メディアが報じた。
アントユフは2012年8月のロンドン五輪で金メダルを獲得。しかし、世界陸連の独立監視部門「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」が24日に2012年7月15日から2013年6月29日までの競技成績を失効させると発表した。
ロシア放送局「ロシアトゥデー」は「ロシアのランナーが五輪金メダルを剥奪される」との見出しで記事を掲載。「アントユフは、ドーピングにより2012年ロンドン五輪の金メダルを剥奪されることになった。AIUが発表している」と報じている。
記事では「同機構は今回の処分が『禁止物質』の使用によるものであると明かしている」とも伝えられた。45日以内に不服申立がなかった場合、処分が確定して金メダルはラシンダ・デュマス(米国)が繰り上がりで手にするという。
(THE ANSWER編集部)