アマ馬場咲希、ツアープロならではの過酷体験も「11時間、1度も目が覚めず…(笑)」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕する。前日19日は馬場咲希(代々木高2年)が取材に対応した。前週の富士通レディースに続き、初めての2週連続でのツアー出場。移動手段は父・哲也さんが運転する車だったが、東京・日野市から要した約11時間半、眠り続けたことを明かした。
20日からマスターズGCレディース
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUPマスターズGCレディースが20日、兵庫・マスターズGC(6585ヤード、パー72)で開幕する。前日19日は馬場咲希(代々木高2年)が取材に対応した。前週の富士通レディースに続き、初めての2週連続でのツアー出場。移動手段は父・哲也さんが運転する車だったが、東京・日野市から要した約11時間半、眠り続けたことを明かした。
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アマの馬場が、ツアープロの“過酷生活”を経験した。富士通レディース(千葉・東急セブンハンドレッドC)を49位のベストアマで終えた16日、いったん帰宅。すぐに準備支度をして、夜11時半に車へ乗り込んだ。気づいたら、兵庫県入りしていたという。
「お父さんもどこかで寝たみたいで、着いたのは(17日の)午前11時ごろでした。11時間、私は1度も目が覚めませんでした(笑)」
哲也さんによると、車内では横になれるといい、試合で疲れていた馬場はすぐに熟睡状態になったという。今大会は4日間競技のため、月曜日から調整をする選手が多数。東京→兵庫の約600キロも車で移動する選手は少なくないが、馬場は父のサポートもあり、十分な睡眠が取れたようだ。
「なので、疲れは残っていません。ただ、2週連続(ツアー出場)は初めてなので、どんな感じで疲れが出てくるのか(知るのも)楽しみです」
富士通レディース最終日は、アドレスで左に向くクセが出るなどし、「ショットの調子が『あれっ』という感じだった」という。兵庫入りしてからは、その調整とパットラインの読みに時間を費やしているという。
「私はラインを浅く読みがちですが、今回のグリーンではタッチを合わせて、入るラインをイメージして入れられるようにしたいです」
予選ラウンドは小祝さくら、原英莉花と同組。小祝とは富士通レディース第2日でも同組で、「たくさん話しかけてもらい、洋服のこととか、共通の知り合いの話とかをしました。すごく優しくて、面白い人でした」と振り返った。原とは、9月の住友生命Vitalityレディス東海クラシック初日に同組になっており、馬場にとってはありがたい状況だ。
一方で、会場に入って驚いたこともあった。練習グリーンの付近に、8月に馬場が手にした全米女子アマチュア選手権優勝のトロフィーが飾ってあったからだ。馬場の主催者推薦出場を決めた大会側と哲也さんが協議しての展示。本人は「何も聞いてなかったので、ビックリしました」と笑いつつ、「延田社長に推薦していただき、ありがたいです。予選を通過して、富士通レディースで感じた悔しさを晴らしたいです」と前を見据えた。
(THE ANSWER編集部)