井上尚弥に完敗した前IBF王者、3年経過も改めて絶賛「バトラーは5回持つとは思えない」
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、12月13日に東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一戦を行うことが決まった。2019年5月に井上に2回TKO負けを喫している前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)は「バトラーは5回持たない」と早期決着を予想している。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
井上VSバトラーが12月に決定、ロドリゲスの予想は
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、12月13日に東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)と4団体王座統一戦を行うことが決まった。2019年5月に井上に2回TKO負けを喫している前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)は「バトラーは5回持たない」と早期決着を予想している。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
15日(日本時間16日)、米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたゲーリー・アントニオ・ラッセル(米国)との一戦で、3-0の10回負傷判定勝ちを収めたロドリゲス。世界王者返り咲きを目指す男は、井上ともバトラーとも対戦した経験の持ち主だ。
18年5月にロンドンでバトラー相手に判定勝ちを収め、当時のIBF王座を獲得しているロドリゲスは、ラッセル戦前の現地時間12日に「バトラーはイノウエ相手に5回持つとは思えない」と語ったという。
英グラスゴーで19年5月に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会準決勝で、ロドリゲスは井上相手に衝撃的なKO負けを喫した。記事では「イノウエのパワーはロドリゲスの手に負えるものではなかった。2ラウンドで3回のダウンを喫した」と開始259秒での決着を振り返っている。
ロドリゲスは「イノウエ戦では過ちを犯してしまった。真っ向から挑んでしまった」と現在もモンスター相手のアプローチに関する後悔を語っている。対戦から3年以上が経過しているが、さらに「もちろん、私が対戦した中で最高のファイターだ。今まで戦った中で最も爆発的なファイターだ」と、改めて井上を絶賛したことも伝えられている。
(THE ANSWER編集部)