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元エンゼルス右腕、新加入でポストシーズン好投の要因「緊迫感や執念が強く関係する」

米大リーグ・フィリーズは15日(日本時間16日)、ナ・リーグ地区シリーズのブレーブスとの第4戦で8-3の勝利を収め、3勝1敗で12年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出した。先発したノア・シンダガードは3回1安打1失点で勝利に貢献。「ここは競争的な環境なんだ」と喜びを語った。

ブレーブスとの地区シリーズに先発したフィリーズのノア・シンダガード【写真:ロイター】
ブレーブスとの地区シリーズに先発したフィリーズのノア・シンダガード【写真:ロイター】

シンダーガードが3回1失点

 米大リーグ・フィリーズは15日(日本時間16日)、ナ・リーグ地区シリーズのブレーブスとの第4戦で8-3の勝利を収め、3勝1敗で12年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出した。先発したノア・シンダガードは3回1安打1失点で勝利に貢献。「ここは競争的な環境なんだ」と喜びを語った。

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 今季途中までエンゼルスで大谷翔平と同僚だった選手2人が躍動した。シンダーガードは初回に2奪三振の好投。2回にはブランドン・マーシュ外野手が先制3ランを放った。シンダーガードは3点リードの展開でリリーフ陣へバトンタッチ。8月に新加入した2人が昨季ワールドシリーズ王者を敗退に追い込んだ。

 シンダーガードのインタビュー動画を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが公開。「トレード期限ギリギリで加入しましたが、何か特別なことを感じていますか?」の問いに対し、「まず最初に言いたいことは、なんて競争的な環境なんだということ。緊迫感や執念が強く関係していると思う。それに(今日の勝利は)熱狂的なフィリーズファンを味方につけた」と喜びを語った。

 さらにポストシーズンの先発について「こんな機会がもらえるなんて、とても興奮したよ。自分の力を信じた」と吐露。「手術の影響で2020年や21年はほぼ投げていないですよね。この(勝利の)一部になれたことはどのような意味を持ちますか?」という質問にはこう答えた。

「(トミー・ジョンのような)手術は誰が受けても(成功する)保証はない。回復が上手くいかなかった時、またプレーできるとは思わなかった。そこからこんな環境でプレーできた。最高の成績を残せた一年ではなく、起伏のあったシーズンだったが、自分には打者を打ち取れる能力があるんだ」

 エンゼルスでも先発ローテを任されていた右腕がきっちりを仕事を果たし、歓喜に浸ったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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