ゴルフ大西魁斗、初のZOZO出場でV狙う かつて競ったモリカワら参戦も「チャンスある」
米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕する。前日12日には“逆輸入ゴルファー”でツアー通算1勝の大西魁斗(かいと、ZOZO)が取材に応じた。9歳で練習環境を求めて米国に渡り、13歳でテニスの錦織圭も学んだIMGアカデミーで英才教育を受けた。南カリフォルニア大に進学し、全米アマ出場、オールアメリカンに選出された23歳は、メジャー王者のコリン・モリカワ(米国)らかつてのライバルたちも出場する一戦へ「目標は優勝です」と宣言した。
13日から米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ
米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップが13日、アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕する。前日12日には“逆輸入ゴルファー”でツアー通算1勝の大西魁斗(かいと、ZOZO)が取材に応じた。9歳で練習環境を求めて米国に渡り、13歳でテニスの錦織圭も学んだIMGアカデミーで英才教育を受けた。南カリフォルニア大に進学し、全米アマ出場、オールアメリカンに選出された23歳は、メジャー王者のコリン・モリカワ(米国)らかつてのライバルたちも出場する一戦へ「目標は優勝です」と宣言した。
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大西は真っすぐ前を向き、優勝狙いを宣言した。
「コンディションはベスト。目標は優勝です。メンタルが重要で、周りは世界のトップばかりですが、自分のプレーに集中できれば、チャンスはあると思います」
愛知県出身の大西は5歳でゴルフを始め、9歳で環境を求めて母親と渡米。13歳でIMGアカデミー入りし、南カリフォルニア大時代はオールアメリカンにも選ばれ、全米ジュニア、全米アマに出場した。
米国滞在中は丸山茂樹の指導を受け、21年にプロ転向。昨季は下部のABEMAツアーで賞金ランク15位。今季は9月のフジサンケイクラシックでツアー初優勝を飾るなど、国内ツアー賞金ランキング4位につけている。出場権をゲットした今大会は目標にしてきた米ツアーのデビュー戦。当然、テンションは上がっている。
「練習場から球の音、弾道が違う感じがします。長いパー4がいくつかあるので、ティーショットを正確に捉え、セカンドも無理をせずにパーをセーブしていきたいです。ロングアイアンではボールを止めにくいグリーンもあるので、今週はハイブリットやUTも入れました。18番パー5については、高い確率で2オンが狙えるので、キーホールになりそうです」
今大会には、モリカワ、サヒス・ティーガラ(米国)ら、ジュニア、大学時代に競い合ったトッププロも多く出場している。ティーガラとは初日、第2日は同組となり、「友達と英語で話せることはうれしいですし、同じ組にもいることは大きいです」とプラスに捉えている。宣言通りに優勝すれば、198万ドル(約2億8900万円)だけでなく、米男子ツアーの出場権も手にできる。初日の13日に24歳になる大西は、再び米国を主戦場にするべく、本気で勝ちに行く。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)