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大谷翔平を元レッズGMが絶賛 MVPの2位予想に「私の考えではオオタニが今季MLBの顔」

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として15勝、打者として34本塁打を放ち、歴史的な二刀流シーズンを終えた。レッズなどでゼネラルマネージャー(GM)を務め、現在は米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のコラムニストのジム・ボーデン氏は、独自に各ポジションで今季最高の選手を選出。大谷を指名打者で選び「我々は地球上で彼のような選手を今まで見たことがなかった」と絶賛している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

唯一の2年連続選出、同僚トラウトもチーム入り

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は投手として15勝、打者として34本塁打を放ち、歴史的な二刀流シーズンを終えた。レッズなどでゼネラルマネージャー(GM)を務め、現在は米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のコラムニストのジム・ボーデン氏は、独自に各ポジションで今季最高の選手を選出。大谷を指名打者で選び「我々は地球上で彼のような選手を今まで見たことがなかった」と絶賛している。

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「オールMLBチーム2022:ジム・ボーデンが各ポジションの最高の選手、監督、GMを選出」と題した記事のなかで、ボーデン氏は、リーグを問わず各ポジション最高の選手を独自に選出。「今回際立つのは、2年連続で選出されたのが、アメージングなショウヘイ・オオタニのみだったことだ」と紹介し、大谷をDHに選出した。

 ヤンキースのアーロン・ジャッジとのMVPレースにも注目が集まっている大谷。「オオタニはまたもMVP級のシーズンを過ごしたが、ジャッジに次ぐ2位となることが予想されている。しかし、私の考えでは、オオタニは今季のMLBの顔だ」と評したボーデン氏は、「オオタニへの競争者は現れないだろうが、最高の二刀流選手へ贈る“ユニコーン賞”を新設するべきだ」とまさかの提案。その理由をこう説明した。

「彼は彼自身の賞を受賞するに値する。彼はそれほど優れており、我々は地球上で彼のような選手を今まで見たことがなかった。2年連続で彼は最高の指名打者に選ばれた」

 大谷は今季、打者として打率.273、30二塁打、6三塁打、34本塁打、95打点と躍動。シーズン終盤には18試合連続安打も記録した。一方、マウンド上でも166回を投げて15勝9敗、防御率2.33、219奪三振と圧巻のパフォーマンスを披露。ボーデン氏が選ぶDH部門2位はアストロズのヨルダン・アルバレスだった。

 エンゼルスの同僚マイク・トラウトもセンターで選出。先発投手は、驚異の防御率1.75をマークしたアストロズのジャスティン・バーランダーだった。以下、選出された全選手、監督、GM。

捕手:J.T.リアルミュート(フィリーズ)
一塁手:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
二塁手:ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)
遊撃手:カルロス・コレア(ツインズ)
三塁手:マニー・マチャド(パドレス)
右翼手:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
中堅手:マイク・トラウト(エンゼルス)
左翼手:スティーブン・クワン(ガーディアンズ)
指名打者:大谷翔平(エンゼルス)
先発投手:ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
クローザー:エドウィン・ディアス(メッツ)

オーナー:ピーター・シードラー(パドレス)
エグゼクティブ:アンドリュー・フリードマン(ドジャース)
監督:テリー・フランコーナ(ガーディアンズ)

(THE ANSWER編集部)


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