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「みゆう」台頭は世界卓球だけじゃない 女子ゴルフ佐藤心結「親近感がちょっとある」

女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕する。前日6日には19歳ルーキーの佐藤心結(ニトリ)が取材対応。高3で出場した前年大会では、プレーオフに進出。渋野日向子(サントリー)に敗れたことを振り返り、「リベンジしたい気持ちが強い」と優勝を見据えた。開催中の世界卓球団体戦で日本代表の20歳・長崎美柚(ながさき・みゆう)と18歳・木原美悠(きはら・みゆう)の「Wみゆう」が活躍していることに言及。佐藤は「みゆ」だが、同世代に多い名前の選手が活躍していることを「親近感がちょっとあります」と喜んだ。

佐藤心結【写真:Getty Images】
佐藤心結【写真:Getty Images】

7日からスタンレーレディスホンダ

 女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスホンダが7日、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で開幕する。前日6日には19歳ルーキーの佐藤心結(ニトリ)が取材対応。高3で出場した前年大会では、プレーオフに進出。渋野日向子(サントリー)に敗れたことを振り返り、「リベンジしたい気持ちが強い」と優勝を見据えた。開催中の世界卓球団体戦で日本代表の20歳・長崎美柚(ながさき・みゆう)と18歳・木原美悠(きはら・みゆう)の「Wみゆう」が活躍していることに言及。佐藤は「みゆ」だが、同世代に多い名前の選手が活躍していることを「親近感がちょっとあります」と喜んだ。


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 女子ゴルフ界の「みゆ」は、卓球界の「Wみゆう」が活躍していることを喜んだ。1文字違いだが、同世代に「みゆ」「みゆう」が多いと感じているそうで、「一緒になってスポーツ界を盛り上げられるように頑張りたいですし、親近感もちょっとあります」と笑顔を見せた。

「みゆう」の台頭は、女子ゴルフ界も同じで、21歳の山下美夢有は今季3勝でメルセデス・ランキング(MR)1位。9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯では、山下を含め、ともに22歳の阿部未悠と後藤未有、19歳佐藤も加えた4人が「みゆ/みゆう」で一時トップ10を占める展開になった。そして、読みを混同した同組の選手からは「『みゆ』と『みゆう』、どっち?」との声も上がり、話題になった。

 そんな「みゆ/みゆう」のブームとは別に、佐藤は今大会には強い思いがある。前年大会、アマチュアでは横峯さくら以来2人目のプレーオフ進出を果たしながら、優勝を逃した経緯があるからだ。渋野、ペ・ソンウ、木村彩子との戦い。2ホール目の第2打で佐藤は「完璧なショット」を放ちながら、ボールがピンに直撃して10メートル戻る不運を味わった。

 結果、バーディーを奪った渋野が優勝。2位に終わった佐藤は、目前にあった「優勝でプロテスト免除」の権利を逃して涙した。あれから1年。佐藤が心境を明かした。

「練習ラウンドをして、いろいろと思い出しました。特に18番のグリーン右奥に切られていたピン位置は覚えていました。懐かしいですし、プロとして戻って来られたことがうれしいです。そして、リベンジしたい思いが強くなりました」

 昨年11月の最終プロテストに合格した佐藤は、MR30位と同期ではトップだが、ツアー初優勝はライバルの川崎春花、尾関彩美悠に先んじられた。佐藤は2人の優勝を祝福しつつ、「2人に追い付けるように今季中に優勝したい思いが強いです」とも言った。リベンジを果たし、念願のツアー初V。その思いを胸に佐藤は、7日午前10時、前年大会でプレーオフを戦ったペ・ソンウ、木村と同組でスタートする。

(THE ANSWER編集部)


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