戸上隼輔、中国メディアも驚いた世界5位カルデラノ粉砕 「想定外」「力強く渡り合う」【世界卓球】
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、男子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク3位の日本は、同6位のブラジルに3-0でストレート勝ち。8強進出を決め、2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。第1試合で戸上隼輔が世界ランク5位の相手エース、ウーゴ・カルデラノを撃破。中国メディアも「想定外の展開」「並々ならぬパフォーマンス」と驚きを持って報じている。
4年ぶり開催世界卓球、男子決勝トーナメント1回戦
世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、男子決勝トーナメント1回戦に臨んだ世界ランク3位の日本は、同6位のブラジルに3-0でストレート勝ち。8強進出を決め、2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。第1試合で戸上隼輔が世界ランク5位の相手エース、ウーゴ・カルデラノを撃破。中国メディアも「想定外の展開」「並々ならぬパフォーマンス」と驚きを持って報じている。
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グループリーグ4戦全勝で首位通過した日本はこの日、戸上、張本智和、及川瑞基のオーダーを組んだ。第1試合では全日本王者の戸上が、相手エースのカルデラノと対戦。序盤から打ち合いを展開し、第1ゲーム(G)は11-13で落としたものの、第2Gは逆転で12-10と奪い返す。要所で強烈なバックハンドが冴え、その後も11-8、11-7と勝ちきった。
中国勢3人と張本に次ぐ世界ランク5位、東京五輪8強の強豪を打ち破ったことで日本は勢いづき、張本、及川も勝利。3-0で8強進出を決めた。中国メディア「羊城晩報」は「戸上隼輔がウーゴ・カルデラノ撃破。日本男子がブラジル相手に全勝でベスト8進出」との見出しで記事を公開した。
記事では「ブラジルのエースで世界ランク5位のカルデラノに対して、日本は“2000年以降に生まれた”戸上隼輔を指名した。これまでに中国の樊振東、林高遠を破ったことのあるカルデラノが、張本智和と対峙することなく戸上隼輔に敗れるとは想定外の展開」と戸上の勝利に驚き、「戸上は力強く渡り合い、12-10で第2Gを取ると、11-8、11-7で連取した」と伝えていた。
また同国メディア「中国新聞網」は「日本男子チームは目覚ましいパフォーマンスを見せ、張本、及川のいずれも3-1で軽々と勝利した」と完勝を報じ、さらに「新浪体育」も「戸上は並々ならぬパフォーマンスを見せ、1Gを奪われながら、その後の3Gを連取。3-1でブラジルのカルデラノに逆転勝利を収めた」と記していた。
日本男子は12年ぶりにメダルなしに終わった前回2018年のリベンジを狙う今大会。7日の準々決勝ではポルトガルと対戦する。
(THE ANSWER編集部)