19歳が起死回生の超イーグル 踏み止まった新人・佐久間朱莉「ダボ帳消しだ~と…」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン第3日が1日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で行われた。4位で出た佐久間朱莉(大東建託)は、1イーグル、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で回って通算3オーバー。7位に順位は落としたものの、16番パー4では第2打を直接入れるスーパーイーグルで歓喜した。2アンダーで首位の申ジエ(韓国)とは5打差。最終日も順位が目まぐるしく変わる展開が予想されるが、19歳のルーキーは虎視眈々と頂点を狙う。
日本女子オープン第3日
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン第3日が1日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で行われた。4位で出た佐久間朱莉(大東建託)は、1イーグル、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で回って通算3オーバー。7位に順位は落としたものの、16番パー4では第2打を直接入れるスーパーイーグルで歓喜した。2アンダーで首位の申ジエ(韓国)とは5打差。最終日も順位が目まぐるしく変わる展開が予想されるが、19歳のルーキーは虎視眈々と頂点を狙う。
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起死回生の一打で上位争いに踏み止まった。16番パー4。ピンまで残り139ヤード地点から放った第2打が3バウンドし、フックラインを描いてカップに吸い込まれた。佐久間は「見えなかった」と言うが、大歓声を耳にしてバンザイ。照れることなく、キャディーを務める父と喜び合った。
「すごくいいショットだったので、(ピンに)ついてくれればいいなという感じでした。14番以降は耐えるホールかなと思っていて、14番をダブルボギーにしたので、『これ以上、ボギーは打てない』という中でのイーグルでした。それで、『ダボ帳消しだ~』と思いました。でも、17番でボギーを打ったのでそこは反省です」
昨年6月の最終プロテストに1位で合格。ツアー最終予選会(QT)も14位で突破し、メルセデス・ランキング42位と健闘している。だが、同期の岩井千怜が既に2勝。1学年下で昨年11月の最終プロテストに合格した川崎春花と尾関彩美悠もツアー初優勝を果たしている。今大会のコースは、ジュニア時代から回る機会も多くあったそうで、「こういう林間コースが好き」とも言った。首位の申とは5打差あるが、難しいメジャー設定ゆえにチャンスあり。「今のところ、ケンカはしていない」という父とのコンビで、ビッグタイトルを掴みにいく。
(THE ANSWER編集部)