勝みなみが告白「頭が真っ白になりました」 歴代女王14人の夕食会乾杯スピーチでド緊張
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが29日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。前日の28日は、前年大会優勝の勝みなみ(明治安田生命)が会見。1年前は伝統ある歴史に名を刻む優勝者になったが、「あまり覚えていないです」と告白。大会コースは毎年変わるため、「今年も挑戦者です」と言い切った。
29日から日本女子オープン
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープンが29日、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で開幕する。前日の28日は、前年大会優勝の勝みなみ(明治安田生命)が会見。1年前は伝統ある歴史に名を刻む優勝者になったが、「あまり覚えていないです」と告白。大会コースは毎年変わるため、「今年も挑戦者です」と言い切った。
勝は前日のチャンピオンズディナーで歴代優勝者と並び、あらためて歴史ある大会に優勝したことを実感した。
「乾杯の挨拶はめちゃくちゃ緊張して、頭が真っ白になりました。食事中は名誉会長と会長がずっと話をされて、私はその間に挟まれていました(笑)」
控え室では、塩谷育代らと過去の大会コース、今大会コースの印象を話し、「楽しかったです」と振り返った。しかし、1年前、自身がメジャー初制覇を果たした記憶は薄れてしまったという。
「いろんなことを忘れてしまうんですけど、あまり覚えていないです。必死でしたし、ところどころしか覚えていないですね。キャディーさんに『17番に行くまでに(2位に)7打差をつけたい』と言われたのは覚えていますが、チップインをしたこととかは完全に忘れていました」
その上で「違うコースに来ているので挑戦者でまた、勝ちたいなという気持ちです。去年のような優勝の景色が見たいです」と言った。予選ラウンドは、今季5勝の西郷真央、日本人として37年ぶりに全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希と同組で、「私も(アマチュア時代に)ナショナルチームに入っていたので、馬場さんがどんなプレーをするのか見てみたいです」と声を弾ませた。
大好きな阪神タイガースの来季監督は、15年ぶりに岡田彰布氏に内定したと各メディアで報じられている感想を問われると、「私が小学生の頃に阪神の監督をされていたので、勝手に親しみを感じています」とニコリ。明るく気負いのない24歳は、阪神の動向に気にしつつ、また新たな栄光に向けてベストを尽くす。
(THE ANSWER編集部)