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今季の大谷翔平は「満票MVPの昨季より圧倒的」 二塁打直後に地元実況席が大盛り上がり

米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地アスレチックス戦で2安打を放ち、自己最長12試合連続ヒットをマークした。第1打席では左中間の二塁打を打ち、地元放送局の実況席はあと数十センチで柵越えという大飛球に騒然。「満票MVPの昨季より今年は圧倒的に優れている」「他の22球場だったらホームランだった」と盛り上がった。

あと数十センチで柵越えの大飛球を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
あと数十センチで柵越えの大飛球を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

アスレチックス戦で2安打をマーク、第1打席はあと数十センチで柵越えの二塁打

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地アスレチックス戦で2安打を放ち、自己最長12試合連続ヒットをマークした。第1打席では左中間の二塁打を打ち、地元放送局の実況席はあと数十センチで柵越えという大飛球に騒然。「満票MVPの昨季より今年は圧倒的に優れている」「他の22球場だったらホームランだった」と盛り上がった。


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 初回2死走者なしで右腕カプリーリアンの真ん中付近に入ってきた速球を左中間方向に弾き返した大谷。地元放送局「バリースポーツ・ウェスト」の実況のパトリック・オニール氏は「これはまさに叩き込んだぞ! フェンス直撃だ。35号になる本塁打を惜しくも逃しました」と捲し立てた。

 時速109マイル(約175.4キロ)の二塁打はキャリアハイの12試合連続安打に。メジャー通算132勝の解説のマイク・グビザ元投手は凄まじい打球音に注目し、「この音ですよ!」とテンションアップ。「マウンドで14勝、203奪三振を挙げている男が69本目の長打ですよ」と二刀流の躍動ぶりをデータで紹介すると、オニール氏は「このシーズンは満票でMVPに輝いた昨季よりも圧倒的に上です。信じられません」と脱帽。キャリアハイのシーズンだった昨季よりも今季が上と断言した。

 今季150安打目となる二塁打はあと数十センチで柵越えだったが、グビザ氏は「普通ならホームランですよ。他の22の球場ではホームランなんです。ビッグA(エンゼルスタジアムの愛称)では、あそこは物凄く深いですから」とスラッガー泣かせの左中間の広さに注目。ホームランが出にくい構造であることを指摘していた。

(THE ANSWER編集部)




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